隣の芝生は青く見える

普段あまり人をシャットアウトしないわたしだけれど、限界だった。

わたしが幸せなのだと、相手の基準で勝手にジャッジされたことが、決めつけたまま話されることが、どうしても受け入れられなかった。



私たちは無意識のうちに、常になにかを比較しながら生きている。

自分と他人を比べる。

自分と、「こうあるべき」理想像を比べる。

他人同士を比較する。

常識と比べる。

比べて、自分の価値観で勝ち負けを決めて、羨ましがったり、惨めな気持ちになったり、勝ち誇った気持ちになったりする。


でも、その価値観は絶対のものじゃない。

勝手に判断するのはいいけど、自分の中で終わらせてくれよ。


あなたにとっては幸せなことかもしれないけど、わたしにとってはそうじゃないかもしれないじゃん。

それを持っていたら幸せじゃないか、ってあなたは言うけど、わたしが今欲しいのはそれじゃない。


わたしが欲しいもの、何が欲しくて悩んでいるかを知らないのに、わたしの感情や行動を変えようとしないで。

あなたにとっての"正解"は、わたしにとっては正解じゃないんだから。


自分が持ってないものを他人が持ってると、すごく目につくし、妬ましい気持ちになることもある。わたしだってそう。

でも、自分が妬ましいと思っているその人だって、

自分にないものを探し求めて、もがき苦しんでるかもしれないんだ。


立ち止まって、想像してみてほしい。安易に言葉にしないでほしい。



自戒の意味も込めて。

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