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特筆すべきものは無い。だが、それが良い。70点満点で65点『ロスト・フライト』【映画レビュー 】

★★★☆☆
鑑賞日:12月1日
劇 場:109シネマズ名古屋
監 督:ジャン=フランソワ・リシェ
主 演:ジェラルド・バトラー

悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。
機長のトランスや乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパールと手を組む。

出典:映画.com


本当は『ナポレオン』を見るはずだった。

だが、金曜日の21時。私は疲れていた。

上映時間158分。
監督リドリー・スコット、主演ホアキン・フェニックス。

あの暴君ナポレオンの物語だ。
文字通り重厚頂戴。
1週間働いた私の身には重い。
重すぎる。


よし、ナポレオンは体力がある時にしよう。
もっと安心して見られる映画にしよう。


目星を付けたのが、本作『ロスト・フライト』(原題 Plane=飛行機)。

ジェラルド・バトラー主演のサバイバルアクション。
上映時間107分。
これは間違いない。
恐らく、まあまあ面白そうだ・・・。


今度は機長や!


果たして、これが予想通りにそこそこ良かった!

何か新しいものなどは無い。
予告を見て予想されるストーリーがそのまま展開されるだけだ。


結局、戦うぜ



来年にはこの映画の存在を忘れているかもしれない。
ただ、そういった映画が存在しても良いのではないか。

見ている間だけ楽しめればいい。
すべての映画が大傑作である必要はない。

この夜少しの満足を得られた。
それで良い。

(text by President TRM)





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