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まさかの爆笑に次ぐ爆笑、今年一番笑った『コカイン・ベア』【映画レビュー】

★★★★☆ 
鑑賞日:10月5日
劇 場:伏見ミリオン座
監 督:エリザベス・バンクス
出 演:ケリー・ラッセル、ブルックリン・プリンス

1985年。運び屋アンドリューはセスナ機に積んだ大量のコカインをジョージア州の森に投下するが、自分自身も誤って落下し死んでしまう。
雇い主の麻薬王シドは、信頼するフィクサーのダヴィードにコカインの回収を命じる。
一方、絵を描くことが大好きな13歳の少女ディーディーは友人と学校をサボって森へ向かうが、そこで大量のコカインを食べて凶暴になったクマに遭遇。
麻薬王一味、子どもたちとその母、警察、レンジャーら、それぞれの思惑が絡みあい、事態は思わぬ方向へと転がっていく。

映画.comより


コカイン・ベア。

出落ちのようなタイトルであるが、実際に見てみると本当にそれ以上でもそれ以下でもない。

コカイン・ベアはコカイン・ベアだったのだ。

映画としてはサメ映画的な動物パニックと思いきや、ほぼ完全にコメディであった。いや、ここまで爆笑するとは思わなかった。
声を出して笑ったレベルでは今年一番かもしれない。

とりわけガチで腹がよじれる程、笑ったのが救急隊が駆け付ける一連の流れ。

クマー!


デペッシュ・モードの「Just Can't Get Enough」に合わせて追いかけてくるクマから逃走するシーン。ここは必見。


ちなみに、本作の製作には『スパイダー・バース』や『レゴ・ムービー』でお馴染みフィル・ロードとクリストファー・ミラーのコンビが関わっている。道理で面白い訳だ。



本作が遺作となった名優レイ・リオッタ。
この作品が最後で本当によかったのか・・・(演技は最高!)

ギャングのボス役


上映時間は95分と最近の映画としては短く、とても見やすい。
おススメです!


(text by President TRM)


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