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想い出は写真とともに。

想い出は写真とともにあることを確信しています。そんな思いを文字に起こしてみました。写真を仕事にしているのでその思考の整理整頓です。


日常の中の特別な一日。例えば誕生日や記念日などには写真を撮りたくなります。なぜなら楽しい限られた時間や大切な瞬間は残しておきたい。時間は流れて今もすぐに過去になり過ぎ去っていきますが、その時間を止めることができるのが写真だからです。

頭の中に留まる記憶はとても不確かで年月が経てば経つほど不鮮明になっていきますが、写真を見るとその記憶が蘇ります。写真が残っていればその記憶は忘れることなく特別な想い出になると確信しています。

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私は日常的に写真を撮っていますがそれは毎日が特別だからです。こどもの頃は自分の人生の毎日が特別だなんて全く思っていなかったです。大人になって独身の時も仕事以外はあまり写真を撮りませんでした。撮るようになったのは今の妻と出会ってからです。若気の至りで結婚するまでの恋人期間に彼女のソロ写真をたくさん撮ってました。当時はフィルムカメラで撮影していたので、全てのカットがプリントされて本棚の結構なスペースをアルバムが占めています。

現在はこどもが2人いるので家族の写真ばかり撮っています。産まれた日からこどもの特別な毎日がはじまり、それは私の特別な日常です。今はデジタルカメラやスマホで撮るので全てデータですが要所で必ずプリントして写真を飾っています。

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仕事柄撮影したデータを消してしまうことはないですが、カメラにメディアを入れっぱなしで壊れて写真データがなくなったとか、スマホに撮りっぱなしで見ないとかはよく聞きます。要はデジタルカメラの普及で写真が消費されている時代です。ただ消費するのではなく写真を飾るとオブジェとしても良いし、見れば過去の想い出に触れれます。生意気になってきた子供に苛立ちを覚えても、写真の可愛い笑顔を見るとやはり最愛の子供だと思います。写真が日常の彩りになっています。


私は写真を提供する仕事をしていますが写真という物を提供するのは表面的で、本質は想い出を創造して提供することです。自分のことを省みて自分が感じる喜びを社会に貢献していきたいと考えています。


思考の整理整頓でした。

terukazu


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