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ノベルメディア『文活』参加作家紹介①:みくりや佐代子さん

読者の生活に、月にいちど物語をおとどけする文芸誌『文活』。参加作家紹介の映えある1人目はみくりや佐代子さんです!

※文活とは
noteの小説家たちで、毎月小説を持ち寄ってつくる文芸誌です。生活のなかの一幕を小説にして、おとどけします。価格は390円。コーヒー1杯ぶんの値段でおたのしみいただけます。詳細は以下の紹介記事をご覧ください。
https://note.com/bunkatsu/n/n16565e0a2b10

元銀行員で、現在は広告代理店で勤務しながらフリーライターとしても活動中。noteでの連載が、恋愛エッセイ集「あの子は「かわいい」をむしゃむしゃ食べる」として書籍化されました。ひとことでいうと筆一本でめちゃくちゃやってる人です。

みくりやさんの文章の魅力は、"逃げない"ところ。悩み、葛藤、ときには「嫌い」のような、普通の書き手なら後ろ手に隠したくなる心情を、あますところなくさらけ出し、文章を紡がれています。

過去のおすすめ作品

みくりやさんはエッセイのイメージが強いんですが、じつは、小説作品もめちゃくちゃすてきなんです!

noteでは、活動初期にたくさん小説を書かれていました。あのころのような小説がもう一度読みたい…!という運営の希望で、今回文活にお声がけさせていただき、快くお引き受けいただきました。

以下、おすすめの小説をご紹介します!文活に先駆けて、ぜひ読んでみてくださいね。

✎ おすすめ作品①『 空をぬぐう 』

入社1年目で同僚となった、赤壁くん。"抽象的なことを喋りすぎるタイプ"で、"長く面倒な話"を電話でよくかけてきて、"ハンカチを持ち合わせていない"。そんな、やっかいでありつつも憎めない、赤壁くんと「私」の1年間を等身大に描いた小説です。

✎ おすすめ作品②『 でも触りたかったよ 』

彼女がいるから付き合えない、と言う。それなのに「今日会える?」と聞くと「会えるよ」と答えてくる。ずるいケイちゃんとの、甘くてくるしい関係は、「私」に、今まで知らなかった"優しさの種類"を教えてくれました。切なさが一文一文からあふれてくるような、恋愛小説です。

みくりや佐代子さんからのコメント

みくりや佐代子さんから、読者のみなさんへのコメントをいただいています!

2020年10月17日。すてきな招待状が舞い込んできました。物語をつくり、それを広く届けようというのです。

思えば私がnoteを始めたきっかけは「過去に書いた小説を職場の上司に見せるため」でした。後日その上司に薦められて会社のグループラインにURLを載せました。
「小説を書きました!宣伝です!」。既読は16、返信は0でした。

次第に小説から離れ、エッセイばかり書くようになったので、今回まさかの「小説を書きませんか」とお誘いがあったことにものすごく驚きました。果たして書けるのだろうか?人に届けるなんておこがましくないだろうか?ぐるぐる渦巻く不安がありました……というのは一つ目の嘘。気づいたらもうすでに「よろこんで承ります」とお返事していました。

文活には個性豊かなメンバーが揃っています。それぞれの好きなお茶菓子を持ち寄って「これもどうぞ」「こちらも召し上がれ」とあなたに毎月差し出します。つまらないものですが……というのは二つ目の嘘。存分に期待していてください。

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以上、参加作家紹介で、みくりや佐代子さんでした!文活創刊号の刊行までは【あと6日】。ぜひぜひおたのしみに!

※文活は以下の購入ボタンから定期購読いただけます。
※この下はオマケです!12月の創刊号に掲載される、みくりや佐代子さんの小説の冒頭を公開しています…!


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