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久しぶりに、沖縄の伝統的な菓子“ちんすこう”をつくってみた/いつか旅に出る

今週も、木曜日は『Dr.コトー診療所2004特別編』の夜だった。内容は全部把握しているのに、「昌代さん……」と泣きながら視聴。ただ、診療所で真面目な話をする面々のバックに、一瞬だけ例のヤシガニラーメンが山積みになっているのが映っていて、「2004年版にも奴ら(ヤシガニラーメン赤・青・黄)出てた! というか、どんだけヤシガニラーメン食べてるの? コトー先生や和田さん!」と、こちらも一瞬だけフッと我に返っちゃった(汗)。

ドラマを観ながら、どうにもこうにも沖縄が懐かしく恋しくなってしまい、久々に沖縄の伝統的な菓子「ちんすこう」をつくってしまった。えっ、恋しくなって、やったことがこれ? とか言わないでーーー。沖縄といえば、”ちんすこう”でしょう!

沖縄に魅せられて旅し始めたのは20年以上前。

いつも新垣菓子店のちんすこうを買って帰っていたのだけれど、ちんすこうの作り方自体は簡単とネットで知り(確か『美ら島物語』のサイトだったような)、それ以来しばらく毎週のように作っていた。

あ、結果5キロ太ったんだった!
……ということを、これを書いていて思い出した。そう、太るの、ちんすこう!!(笑)

たぶん材料が、ラード、砂糖、小麦粉だから。

ちんすこうの材料、ほんとこれだけ!

★材料
ラード50g
砂糖50g(甘いので、わが家は40~45g)
小麦粉100g

★作り方
①ラードを常温に戻し、クリーム状になるまで泡だて器で混ぜる

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② ①に砂糖(わが家はきび糖ですが、通常は上白糖)を入れながら、再び泡だて器で混ぜる

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③ ②に小麦粉を混ぜる。最初はポロポロだったものが段々しっとりとうまくまとまるように。丸めたり長方形にしたりして形をつくる。

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④ 160度でオーブンを予熱後、天板に生地を並べたものを160度のオーブンで30分前後焼く(様子を見ながら加減する)。※焼き上がりはめっさ熱いので、味見は冷ましてから。

プレーンの生地を2つに分けて、1つをプレーン、1つを塩ちんすこうにするのもおすすめ。


完成!!!
3つ食べれば、お腹いっぱいになるのが難点なんだけど、やっぱりちんすこう美味しい!  だから食べちゃう。おともはジャスミンティーでさっぱりと。

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自分の愛してやまない地域の伝統的な菓子や料理をつくってみるのって、いつもの何倍も楽しい。

ああ、沖縄行きたい。沖縄行きたい。ここ7年、行けずじまいだなんて、自分としたことが……。旅したい、旅したい。旅熱にうなされて、現在沢木耕太郎さんの「深夜特急」(昔は旅好きのバイブルだった!)まで読み返す始末。昔のだからか、文字小さい! これ懐かしいな。

そして沖縄に行けずじまいのこの7年、ずっと心に響き続けている曲はスピッツの【僕はきっと旅に出る】。この歌詞、迷える自分へいつも語りかけてきて、励ましてくれる。スピッツの曲の中で3本の指に入る個人的名曲! そしてこの曲、まるで今の世界を歌っているかのよう。

今はまだ遠くに出かけることはできないけれど、
きっとまた旅に出る。出たいと思っている。





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