自閉症の息子とカヤックを体験
自閉症の息子と行くアウトドアを書いています。
2020年8月の話
息子も大きくなってきたので、コロナ禍の夏休みに親子でカヤックに挑戦してみました。私は、学生時代にカヌーを一度やったきりです。
まず、妻を説得して、それから、息子に数日前から写真などを見せて言い聞かせていきます。カレンダーに絵を描いて、毎日洗脳していきます。そのうち、息子から「カヤック乗るよ!」と言うようになりました。
船酔いしないかと、ひっくり返った時に心配ですが、救命胴衣を着用するので大丈夫でしょうと楽観的に考えました。
幸い、コロナでもカヤックの体験ツアーが営業していたので、一番短いコースを申し込みました。県外から行くけど大丈夫かと問い合わせると、問題無いとのことでした。
当日は、ガイドさん1名、我々親子2名、別の4人家族の、合計4艇でした。
最初に集合場所の港に行き、簡単なパドルの扱い方を習います。
息子も一緒にやりますが、当然、意味が分からないので、出来る感じではありません。。
息子のパドルは必要ないとも思いましたが、一応持っていくことにして、出航しました。昔、川でやったカヌーはくるくるまわって難しかったですが、カヤックは直進性が高く、操作(操船?)し易かったです。
港から外洋に出ると、多少うねりがあります。
ガイドさんの説明を受けながら、洞穴や海蝕洞の中にも入っていきます。
途中で、別の子供さんが船酔いし、2度ほど上陸しました。幸い息子は酔いませんでした。
水の透明度は高く、アジの群れやウニなどが海面からよく見えました。
ちょっと飽きてきたかな。。
帰りは、頑張って漕がせてみましたが、推進力にはならなかったです。。
私は、まだまだ遊び足りなかったです。息子は、最後にちょっと疲れていましたが、また行っても良い感じが伺えました。
カヤックで釣りをしたり、ツーリングとキャンプを組み合わせたら楽しそうなので、近い将来やってみたくなりました。息子に「またカヤックする?」と聞くと、「またカヤックする!」と言っていました。