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【動画配信】日本で観れるサービスのユーザー数知ってますか?

日本でも動画配信サービスがしのぎを削っていますが、実際にはどこにどのくらいユーザーがいるの?と思ったので、現在Webで調べられる範囲で調べてみようと思ったんですが、とにかくデータがバラバラでしょんぼり。。

で、挫折しそうだったんですが、The Hollywood Reporterに下記の記事が出ていたので、その一部を翻訳します。(なんで日本のことなのに英語の記事をあたらなきゃ。。という疑問は置いておく)

記事では、有料の動画配信事業者が、2023年に1,000億分以上の視聴時間を達成し、45億ドルの定額制収入を生み出していること、またU-NEXTとTverの成功について言及していました。

今回の記事は「Japan Online Video Consumer Insights & Analytics」レポートの内容の話なんですが、AVOD (Advertising-Based Video On Demand)にもふれていて、「Tverは、2,020万人以上の月間アクティブユーザー(MAU)を獲得し、2023年のPVOD(Premium Video On Demand)視聴者の38%を獲得した」とあります。

で、私たちが興味津々のSVOD(Subscription Video on Demand)のMAUですが、「Amazon Prime Videoが1,970万MAUでSVODカテゴリーをリード、U-NEXT(820万)、Netflix(750万)が続いた」とのこと。そっか、日本はNetflixが2位じゃないのか。。U-NEXTすごいですね。2023年にParaviと経営統合したと言ってもやはり2位はすごい。

ただSVODの加入者数では、少し様相が異なります。Amazon Primeの加入者数は1,860万人、Netflixは810万人、U-NEXTは420万人、Disney+は380万人と推定されています。

Amazon Prime VideoとU-NEXTは加入者数よりMAUが高いので、無料で観れたものがあったか、データを取った時期の問題でしょうね。いずれにしろNetflixも入れた3社が日本で三強であるのは間違いなさそうです。

またTverとNetflixは、ユーザー1人当たり四半期平均8.8時間と7.3時間でエンゲージメントが高いとのコメントも。

そしてSVODではAmazon Prime Video、Netflix、U-NEXT、Disney+、Hulu Japanの5つのプラットフォームが2023年の日本のSVOD市場を形成、累計33億ドルのサブスクリプション収入を生み出し、年末時点の総契約数は3,800万件とのこと。内訳としては、Amazon Prime VideoとNetflixが2023年の収益化をリード、加入料総収入のそれぞれ23%と21%を占め、U-NEXTが17%となっていました。

みなさん、予想通りだったでしょうか?私はU-NEXTについては、ここまで強くなってたかーという感じ。今回、文章で書いていたことを下記にまとめましたので、よかったらこちらもどうぞ。では。

The Hollywood Reporter
(How Amazon, Netflix and Disney+ Stack Up in Japan )より


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