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011. 自己啓発本について(Vol.1)

関連するのは、006回

以前は、自己啓発本がとても好きで好んで読んでいた。だけど、読むだけで満足することが多いため、あまりオススメはできないという気持ちもある。自己啓発本はモルヒネの一種だ。

  多くの自己啓発本は、一種の「答え」を示している。こうしたら上手くいくといった方法論を提示している。確かに、まったく無意味かといえば、そうでもないと思う。何かしら実践していれば効果は出る。継続することで成果は確実に出てくる。

  ただ、「答え」は自分で作らない。答え探しのマインド(学校教育のマインド)では、上手くいかない。自分で自分なりの答えを作っていく作業が必要。それが簡単ではないし、まだまだできてないと思う。

  自分(自我)を変えるには、まず、自我を定義する。

  自我は、宇宙の中で自分にとって重要なものを、重要性の順番で並び替えたもの、といえる。部分関数であり、評価関数(重要性関数)である。

  ゴール設定でこの自我(ブリーフシステム)を変える必要がある。自分のゴールが設定しさえすれば、あとはそれに向けてベストエフォート方式で進むだけである。

  分かりやすい成功法則の本よりは、古典的な作品にこそ、深く込められたメッセージ性、人間の本質が詰まっているのではないだろうか。

  「答え」はないと知った上での読書と「答え」があると思って行った読書では、前者の方が良質な情報を手に入れやすい。「答え」があると思うと、スコトーマがうまれる。

  いい本というのは、「〜したらうまくいく」というような本ではなくて、人間の本質を表現した本である。そのような本こそ、何十年、何百年と残るべきであるが、最近の本は、読みやすさばかりが重要視されている傾向にある。

  自己啓発本だけではなくて、さまざまなジャンルの本を読んだ方がいい。多読による知識の蓄積は、知的好奇心を確実に満たしてくれる。

自己啓発について書かれた良い記事。
http://readman.jp/coaching/13566/

引き寄せの法則と自己啓発の嘘(DaiGo)


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