本に3,000円も出すなんて馬鹿げている。書店パトロール④
書店には1時間は滞在したいところである。
なにせ、気になる本は無数にあるのだから。
けれども、毎回10分、15分しか許されない。コスパタイパだと叫ばれるこの時代、私は読書パトロールすらそのようになっている。
由々しき事態である。
まずは映画コーナーを巡る。映画の本、文学の本、美術の本、これらの棚はオアシスであり、美の源泉であるのだが、人がいない。
しょうもない啓発本を読んでいる人間はそれこそ逆タイパであり、もう少し文化系、カルチャー系を読んでほしいものである。自己啓発本にま