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ショートコント「人生」

ショートコント「社会人」

満員電車に揺られているとき(特に退勤のとき、窓ガラスに映る自分の顔は言葉にできない…)
会社のゲートに社員証をかざす直前(出社自体がしんどい期間があった)
理不尽な上司とのやりとり(気疲れが半端じゃなかったなぁ)

そんな場面に遭遇したとき、こころの中で言っていた台詞。
しんどさが少しだけ楽になるような気がしていた。

大人になったらもっとコミュニケーションが楽しくなると思っていた。

いや、表現が違うかな。
相手の話を聞き、自分の意見も伝える、
しっかりと話合いができる人が大人だと思っていた。
自分もそのひとりとして、いろいろな”大人”と話すことが楽しみだった。

いわゆる”大人”と呼ばれる者になった今思うのは、
私の想像していた大人とはちがう大人もたくさんいるということ。

年齢というのはただの数字。
言ってしまえば、「私はこのくらい生きている状態です」ってのを表しているだけの数字。
その年齢に付随したエピソードや人間味ある深みだとかそういうものは、その人その人によってだいぶ変わってくる。

無意識に呼吸をして、お腹が空いたらご飯をたべて、眠たくなったら眠りにつく。
基本的にこの大類3つを繰り返して1日1日を生きている。
そうして1年ごとに1つずつ歳を重ねていく私たち。

考えてみたら人生の仕組みはけっこうシンプルじゃないか。
まぁ、「とはいっても…」なことも生きているだけで多発するんだけれども。

(歴史の教科書を読んだことのある人なら共感してもらえると思うが、)歴史を遡って考えたら進歩も進歩、大発展し続けているこの世でも、今のところ不老不死の例は知らない。
いつかみんな老いて、同じ展開を迎えるわけだ。
悲しい話でもスピリチュアルな話でもなくて、変えられぬ事実として。

そう考えたら、人生はきっと、ショートコント。

ショートかロングか、なんてどっちでもいい。
とにかくコントなんだ。(?)

ちなみにコントとは、

コント
1.風刺と機知に富んだ、短い物語。軽妙な、ごく短い話。
2.軽妙な寸劇。

Oxford Languagesの定義

嫌なことがあっても、それはコント。
嬉しいことがあっても、それはコント。
この人生は自分でつくっているショートコント!
どうせなら嬉しいことの方がちょっと多ければいいな。

この「ショートコント⚪︎⚪︎」
私は気持ちが落ち込みそうなときに、これを使うと少し元気になる。(笑)
すこし気持ちが疲れたときは、またやってみよう。

完全にスカッと気持ちは晴れなくても、すこし笑えたらそれでいい。
感情が富士急のジェットコースターのようにレベル★★★★☆の人(私です)は、時々生きることが面倒で疲れるなんて思うこともあるかもしれないけど、それでも大丈夫。
そうやって繰り返していても、人生は勝手に進んでいくから。

人生に意味がなくったていい。
ジェットコースターに振り回されて自分のこころをどこかに落としていかないように。

笑いがとれないときも多いけど、
それではいきます、ショートコント人生!


ここまで読んでいただいてありがとうございます。
真面目に書きましたが、ふざけているように見えてもいいかなと思います。
読む人の自由があるのがnoteの好きなところです。

また次の記事でお会いできたら嬉しいです。

おわり



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