死んでも同じ場所。
恋愛よりも私よりも大切な自分自身が在る君。
私は梦の途中君を覗き込む。
巣食う虫の様に君の内臓に穴を開けて。
負担には成りたく無いのです。
けれど淋しさは募ります。
しかし君しか要らないのです。
体は正直で誰も受け付けません。
最早歩く貞操帯の様な気分です。
私は未だ梦の途中だから。
行き先は君と云う便に乗っている。
私の紅色をそっと奪った唇も。
私の手の熱を奪った君の手も。
同じ熱量で愛してと願って。
愛の言葉ひとつで私は変われる。
愛して愛して愛して生き抜いて。
生きて生