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「また来たい」接客

ここ一月ほどの話。

立て続けに2着、ちょっとフォーマルな服を買わなければなりませんでした。

最初は色々なお店を見て、デザインとお財布事情とサイズの兼ね合いで悩んで決めました。

その時は本当にいろいろなお店を見たけど決めきれなくて、最後にやっとという感じだったんですが、結果妥協しなくて良かったと思っています。


この時の店員さんの愛想がよかったのと、コロナなので最初は距離が遠かったんですが、私の真に迷っていたので相談に乗ってくださったときのアドバイスが的確だったのが最終的な決め手。


そして2着目が必要になり、また探すことに。前回である程度見ていましたが、微妙に季節も移り変わっているとお店の商品の雰囲気も変わるのが女物の面倒、いや楽しいところ。


前にはダメだったお店で掘り出し物が見つかることもあるので念のため見ておきます。


が、ピンとくるものは少なく、「う~ん?」


一着目を買ったお店に再度来店。

やっぱりここのはしっくりくるなーと思いながらも、他にもちょっと気になるお店があったので、一度考え直す。

この時に接客してくれた人の反応が微妙だったのも実は大きいです。知識不足ではないと思うけど、サイズと色と種類だけをパーっと紹介してくれるだけ。無難で、コロナであまり接触しない方がいいんですが、こちらに事情を聴いた割には役に立つ情報は得られず。


でもデザインは後日やっぱり諦められなくて、見に行くと、一着目を買った時の店員さんがなんと覚えていてくださって、次の事情を話すとまた的確なアドバイスをくださいました。一目で覚えるってプロですな!


だからここに決めちゃった。前回決めきらなかったものを買いました。数着試着しましたが、似合わないものは似合わないと言ってくれるのはとてもありがたい。


同じお店、同じ商品でも買いたいと思わせる人とそうじゃない人っているんだなぁと。


普段お店の人に話しかけられるのが苦手なので避け気味なんですが、必要な時に必要なアドバイスをくれるなら歓迎です。

帰るとき、とても気持ちよく帰りながら、「この人からならまた何かあったときに買いたいな」と思いました。


こちらが買いたくなる接客って実はすごく難しいですよね。商品の勉強して、お客さんのニーズを瞬時に察知して、、、。


ところ変わって、今日。

予約してすこーしいいお店にご飯を食べに行きました。

そこの接客もまた素晴らしかった。

コロナで当たり前になったマスク。普段は外したら自分たちで鞄に入れておくなりポケットに入れるなりする必要がありますが、こちらはマスクを入れる袋を用意しておいてくださいました。おお✨

料理の説明だけでなく、お皿の説明もあり、興味深い。また、お店の方が気さくで面白い。上品で面白いって難しいですが、それをこなせてしまうってやっぱりプロだ。個人的に絶妙なタイミングで温かいお茶が出てきたのが一番感動しました。


料理も美味しかったですが、その空間が美味しさを引き立たせてくれるもんなんだなと思いました。


どの世界にもプロはいる。人柄もあるけど、また来たいって思って貰える接客はどの業界にいても見習うべきだと実感しました。




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