細切れ速読
おなじみ、月曜日の速読の授業。
今日は
文の途中まで読んで、この先の内容を予測していこう
という活動。
担任の先生とどう展開したら効果的かと話し合った結果、
文をハサミでチョキチョキ切り、学生に渡して、
「はい、この次に来る内容はどれ!?選択肢abcから選んで。制限時間1分!」
読んだら正解に繋がる文を渡し、同じことを繰り返す。
とやっていきました。
学生は追い立てられるし、予測して質問も答えるのに、次に来る正解文を見て現実を知る、の繰り返し。
今までなんと無く文脈や前後関係で読めていたものが、後ろがない分、よりロジカルに頭を働かせないと前の質問からの流れがどんどん狂っていく。
時間も短くて焦る。
一語の読み落としがのちの回答を狂わせる。
卒業まであと数週間の彼ら、ここへきて己の甘さを再確認させられてへこんでいるのがこちらにも手にとるようにわかります。
ここでこの活動をカリキュラムに入れる、このクラスの担任である教務主任の手腕に頭が下がります。
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