留学生からの相談で多いことって？
留学中は、色々なことが起こります。
特に語学学校では、生徒さんから学校スタッフへ、色々な相談があります。
「隣りの席の外国人の子が断りもなく私の消しゴムを使うんですけど」とか、「外国人のクラスメイトと待ち合わせしたら１時間以上待たされたんですけど」とか、「バスが時間通り来ません」とか、「ホームステイ先で洗濯が週１回しかできないんですけど」とか、特に留学初期は悩みが多いです。
留学生のみなさん、立ち上がる時がきました。
消しゴムを使われたくなければ、使わないでほしいと伝えるか、ポケットなど相手の手に届かないところに入れましょう。意地悪だなんて思われません。
待ち合わせ時間を１０分過ぎても連絡なしに来なかったら、もう来ないと思いましょう。帰ってしまっても、薄情な奴だなんて思われません。
バスは時間通り来ないと思って、数本早めのバスに乗りましょう。詰まっていたバスが、３台くらいまとめて来る時もありますよ💛。
カナダは共働きの家が多く、日本のお母さんのようなペースでは家事をしません。洗濯は週１回まとめてが一般的です。パンツはたくさん持って行きましょう。
生まれ育った国や周りの環境、文化や慣習が異なると、考え方や常識も変わるので、皆さんが思う「常識」や「普通」が通じないことが多々あります。
ここで心が折れてしまったら、せっかくの留学が台無しです。ならばこちらが考え方を変えるしかないです。
でも、考え方を変えるのって簡単ではないですよね。
ましてや留学に来たばかりで、何もかもが初めてで、何が普通か分からないのに合わせるなんて難しいですよね。
日本にいる間の留学準備は、英語力アップが中心だったと思いますし、現地に着いてからのカルチャーショックについて、ネットで情報はあったとしても、自分がどのような状況に直面するかは、行ってみなくては分からないですものね。
それは、本当にその通りだと思うのです。
でも少しだけ、「そういう考え方もあるんだ」、「むしろ、そっちの方がいいかも」、「今までなぜその形に囚われていたんだ」と思うと、気が楽になります。
私は、生きる上でオプションが多い方がよいと思っているので、たくさんのオプションを知った上で、自分にとってどれが合う、どの方法がよい、と決めればよいわけで、少ない選択肢しか知らないのは、本当にもったいないと思うのです。
留学というのは、英語や専門的なことを学ぶだけではなく、その土地で暮らすことも醍醐味のひとつなので、たくさんの経験を積んで、オプションを増やしてほしいのです。
続きは次回。ちょっとアピール。こんなことやっています。👆
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