マガジンのカバー画像

私と彼のこと(2年目)

339
運営しているクリエイター

#発達

私と彼のこと(436)-鏡の中の自分-

私と彼のこと(436)-鏡の中の自分-

このところよく彼は鏡の中の自分に向かって、微笑みかけたり、キスをしたりしている。
強く興味を惹かれる様子で、日に何度も見られるときもある。

でも、例えば私と二人で鏡の前に立っても、鏡の中の私と実際の私を見比べたりはしない。
したがっておそらく、自分自身の鏡像もそれとは理解していない。

調べると、1歳半くらいから理解する子が増え始め、2歳くらいまでには殆どの子が理解できるようになるそうだ。
今の

もっとみる
私と彼のこと(434)-触って確かめる-

私と彼のこと(434)-触って確かめる-

彼は何でも触りたがる。
五感のうち、触覚を最も多用しているように思える。

触るためには近づかなければならない。
興味や関心を持った対象には、近づき、触り、匂いを嗅ぎ、口に入れて味わって、その性質を理解しようとする。

そこにはもちろん危険もある。
だから、初めて目にしたもの、大きなもの、動きの速いもの、大きな音を出すものには本能的に恐怖を感じて遠ざかろうとする。
でも、次第にその恐怖を乗り越えて

もっとみる
私と彼のこと(431)-股覗き-

私と彼のこと(431)-股覗き-

私の祖母(彼の高祖母)から、「股覗きをするようになったら、弟や妹を欲しがっている」と教えてもらったことがある。
実際にはそんなことはないのだろう。

でも、腕や体幹の筋力が発達し平衡感覚も育たないとできないわけで、必然的に高這いが安定する次期から歩行が始まる頃あたりに見られる姿勢なのだろう。
その頃になると、両親は次子のことも考え始めるから、当てはまらないこともないのだろうな。

私と彼のこと(422)-パッ-

最近、彼の食欲が旺盛になってきて安心している。
夏の暑さがピークを過ぎたことも関係しているのかもしれない。
相変わらず、ご飯はあまり好みではなく、パンが大好き。

今朝、自分の朝食は済んだのに、妻(彼の祖母)がパンを食べているのを見て、「パッ!」「パッ!」と大きな声をあげてアピールを始めた。
まあ、いつもの光景なので、みんなニコニコ見守っていたのだが、ふと「これ、『パン』って言ってるのでは?」と思

もっとみる