中村章啓

富士山の麓にある幼保連携型認定こども園の副園長です。 3児の父親。最近、じいじにもなり…

中村章啓

富士山の麓にある幼保連携型認定こども園の副園長です。 3児の父親。最近、じいじにもなりました。 生きながら、絵本とコミックとギターとお酒に葬られる日々。

マガジン

  • 記録するたのしみとよろこび

    孫のN君とS君の育ちの記録。 少し、保育ドキュメンテーションを意識して。

  • 私と彼のこと(2年目)

  • 私と彼のこと

    私(じいじ)と彼(孫のNくん)の成長記録。

  • 今、改めて「私の大地保育」を読む

    大地保育の提唱者、野中保育園(現・野中こども園)第二代園長・塩川豊子(トヨ)のが残した『私の大地保育』を改めて読み返してみます。 そこに込められた保育哲学に改めて触れるとともに、保育・幼児教育の現状や現行の指針・要領とも対照していきます。

最近の記事

  • 固定された記事

私と彼のこと(1)-誕生-

誕生2020年7月11日、孫が誕生した。 男の子だった。 私の長男AとパートナーのRさんとの間に生まれた第一子となる。 コロナ禍の真っ只中の今、2ヶ月以上新規感染者が確認されていない田舎ではあるが、産院を訪れることが許されているのは、父親である私の長男だけ。 しばらくはRさんと長男がシェアしてくれる写真だけが彼のことを知る唯一の手がかりとなる。 ドキュメンテーションところで私は、職場であるこども園で、副園長という立場で写真記録に力を入れている。 いわゆる保育ドキュ

    • 記録するたのしみとよろこび(6)-喧嘩のはじまり-

      もうすぐ2022年が終わろうとしている。 今年の2月にS君が生まれて、N君はお兄さんになった。 当時、N君は1歳7ヶ月だった。 マーラーが提唱した『再接近期(15~24ヶ月)』に、Rさん(二人の母親)は妊娠・出産を迎えたのだが、N君の分離不安は意外にもあまり強く出なかった。 長男Aや妻(二人の父親と祖母)、そして義母(二人の曾祖母)の協力があったからだと思う。 先月辺りから、S君の伝い歩きが始まり、興味を持った玩具などへの突進力が格段に増した。 その結果、兄弟間でモノや人

      • 記録するたのしみとよろこび(5)-もったい!-

        先日、知人から岡山土産のきびだんごをいただいた。 (↑の写真は、こちらのサイトから) 8か月のS君はもちろんのこと、2歳4カ月のN君もまだきびだんごは食べられない。 危ないから。 でもこのとても可愛らしいパッケージは、『桃太郎』のお話をする際の小道具としてうってつけではないか。 さっそくN君の前で、「昔々あるところに……」とやってみた。 幸いにもN君は喜んでくれて、「もったい!(もう一回!)」とアンコールをかけてくれる。 私も喜んでアンコールに応えるのだが、当然エンド

        • 記録するたのしみとよろこび(4)-ちゅんちゅんしゃん-

          今朝、登園時の車内で、近くを通り過ぎる救急車のサイレンに気づいたN君が「んっ?! ちゅんちゅんしゃん」と発した。 彼の語彙はかなり増えてきたが、カ行がタ行やハ行になってしまうのと、ンが増える傾向があって面白い。 救急車    → ちゅんちゅんしゃん ハンバーグ  → ばんばんじゅん ミッキー   → みっふぃー マックイーン → まっふぃーん また、一音目が落ちる傾向も強い。 しっぽ → っぽー はっぱ → っぱー うえ  → えー した  → たー いたい → たい

        • 固定された記事

        私と彼のこと(1)-誕生-

        マガジン

        • 記録するたのしみとよろこび
          5本
        • 私と彼のこと(2年目)
          339本
        • 私と彼のこと
          362本
        • 今、改めて「私の大地保育」を読む
          2本

        記事

          記録するたのしみとよろこび(3)-なんない-

          兄・N君が最近盛んに発する『なんない』 これは、「できない」「うまくいかない」の意。 大抵は『なーな!』という主張が、その前段にある。 この『なーな』は、元々は自分の名前を示しているのだが、この場合は「自分でやる!」という強い主張。 これを妨げると大変な騒ぎに発展するので、大人は見守るしかない。 しかし、かなり高い確率で彼の思った通りの結果にはならず、『なんない!』と叫ぶことになる。 このプロセスを、好ましい・微笑ましいものとして捉えるには、大人の側の気持ちの余裕が重要

          記録するたのしみとよろこび(3)-なんない-

          記録するたのしみとよろこび(2)-首の座り-

          もうすぐ生後5ヶ月を迎える弟・S君は、うつ伏せでしっかりと首を上げて、玩具を手に取って遊べるようになった。 S君は短時間のグライダー・ポーズもよく見せるが、大人が真似しようとすると大変。 ストレートネックで腰痛持ちの私(じいじ)には全く不可能。 S君の写真を撮ろうと、屈んだり、寝そべったりしてカメラを構えるのだが、首・肩・腰・膝と全身まんべんなく痛い。

          記録するたのしみとよろこび(2)-首の座り-

          記録するたのしみとよろこび(1)-カメラ-

          今日は、兄・N君の2歳の誕生日。 お祝いの会は、日曜日だった昨日に済ませた。 義弟(彼らの叔父)が作ってくれた大きなケーキや、長女T(彼らの叔母)からプレゼントされたストライダーなど、N君はたくさんの贈り物に囲まれて上機嫌だった。 個人的にグッと来たのは、Rさん(彼らの母親)のお母さん(彼らの祖母)が作ってくださった、カメラ。 Rさんに「じいじとお揃いだ」と言われると、N君の表情が変わり、私が首から下げているカメラにくっつけるようにして、「お揃い」をアピールしてきた。

          記録するたのしみとよろこび(1)-カメラ-

          私と彼のこと(725)-5日間-

          兄・N君が生まれてから、毎日一本、この note に記事を書くことを自分に課してきた。 出張等で時折、書けなかったり、書いてもアップロードできないこともあったが、一日一本のペースは崩さずに来たつもりだった。 明日はN君の2歳の誕生日。 つまり、今日のこの記事で、365×2=730本に達しているはず。 5本はどこに消えてしまったのか…。 まあ、単に私が書き忘れていることすら失念した日が5回ほどあったということのなのだろう。 今年の2月には弟・S君も生まれ、実際には『私と「彼

          私と彼のこと(725)-5日間-

          私と彼のこと(724)-二語文-

          もうすぐ満二歳になる兄・N君が、最近、二語文を発しだした。 私はハッキリ確認できたのは「ニャーニャ、ないねー(猫、いないね)」と「ブーブー、バイベーイ(走っていく、自動車に手を振りながら)」の2種類。 単語もかなり増えてきた。 大人の指示理解は、元々かなり進んでいたので、ここから言葉の爆発が起きるのかもしれない。 とても楽しみ。

          私と彼のこと(724)-二語文-

          私と彼のこと(723)-暴力-

          私はかつて自分の子どもたち(長男A・次男H・長女T)に躾の名目で暴力を振るったことがある。 身体的な暴力は、主に長男Aに対して数回記憶に残っている。 恫喝的な言葉は、3人ともに割合多かったと思う。 その後、保育・幼児教育に携わる中で様々な学びを重ね、今は暴力に教育効果はなく、人格形成上の悪影響だけが大きいと納得している。 したがって、兄・N君と弟・S君に対して身体的にも心理的にも暴力を振るうことはないだろう。 そして幸いにも、長男AとRさん(彼らの両親)は本質的に穏やかな性

          私と彼のこと(723)-暴力-

          私と彼のこと(722)-寝返り-

          弟・S君は、寝返りが上手になった。 ちょっとおデブで汗っかきなので、先週あたりから毎朝、私と一緒にシャワーを浴びているのだが、身体を拭おうと仰向けに寝かせて、数秒目を離すとうつ伏せになっていたりする。 また、周囲にあるものを掴んで離さないので、タオルを掴んだままトルネードして、ミイラのようになってしまう。

          私と彼のこと(722)-寝返り-

          私と彼のこと(721)-じいじ②-

          夕方、Rさん(彼らの母親)から聞いた話…… Rさんも、兄・N君の担任:Aさんから聞いた話だけど。 一時預かりの子のお迎えに、お祖父さんが来たらしい。 「じいじがお迎えだよ~」という保育士さんの声に反応して、N君もじいじ(私)を探して走り出した。 当然そこにいるのは、別の「じいじ」 N君はショックで大泣きして、その後、Rさんがお迎えに来るまでずっとご機嫌ナナメだったそうだ。 何とも可愛らしいものである。

          私と彼のこと(721)-じいじ②-

          私と彼のこと(720)-じいじ-

          Rさん(彼らの母親)から送られてきた動画からキャプチャした。 「じいじを描いた」とのこと。 私ももうすぐ誕生日なので、この絵をプレゼントしてもらおう。

          私と彼のこと(720)-じいじ-

          私と彼のこと(719)-ねがいごと-

          兄・N君を送っていくと、園の入り口に七夕飾りがあった。 ちょうど一番見やすい場所に、N君の短冊があったので写真を撮った。 1歳児クラスなので、内容は当然保護者のねがいごとになっている。 「ねがいごと」という抽象的な概念をおぼろげにも理解できるのは何歳くらいからなのだろうか。 私の勤務園の子どもたちの様子を見ていると、3歳児クラスだとほとんどの子どもが難しい。 4歳児で4~5割程度、5歳児で7~8割が理解できる印象。 「したいこと」「なりたいもの」「がんばりたいこと」などの

          私と彼のこと(719)-ねがいごと-

          私と彼のこと(718)-児童館-

          長男AとRさん(彼らの両親)が予約をして、できたばかりの児童館に兄・N君と弟・S君を連れて行った。 児童館、子育て支援センター、ファミリー・サポート・センター、子育て世代包括支援センター(基本型)が併設された複合施設。 子育て支援センターはまた別系統での予約が必要なのだそうで、今回は見送り。 長男AとRさんによれば、「悪くない」とのこと。 建設計画立案時には、市の子ども子育て会議の委員として意見も言わせていただいたが、コロナ禍で竣工式にすら参加できず、未だにどんなものに

          私と彼のこと(718)-児童館-

          私と彼のこと(717)-オシャレ②-

          こんなこともよくしている。 ちなみに私が取り寄せた書籍を包んでいた、Amazon のボール紙封筒。 長男A(彼らの父親)も被り物がよく似合う子だったけど、こういう遊びはあまりしていなかった印象。 私が忘れているだけかもしれないけど。

          私と彼のこと(717)-オシャレ②-