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私と彼のこと(434)-触って確かめる-

彼は何でも触りたがる。
五感のうち、触覚を最も多用しているように思える。

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触るためには近づかなければならない。
興味や関心を持った対象には、近づき、触り、匂いを嗅ぎ、口に入れて味わって、その性質を理解しようとする。

そこにはもちろん危険もある。
だから、初めて目にしたもの、大きなもの、動きの速いもの、大きな音を出すものには本能的に恐怖を感じて遠ざかろうとする。
でも、次第にその恐怖を乗り越えて、興味の方が上回る。

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きっと人間に限らず、動物の赤ちゃんも同じようにして世界を理解していくのだろう。
そこに関わる大人の役割を理解することが大切だ。

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