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明玄のつぶやきVol.1

様々なヘイトに関する事件のニュースを毎日耳にする。
人間として、心に関する学びが欠乏してるからではないだろうか。


この学びの風土を作るようにしないままでは
差別発言、暴力を防止しようとしても遠回りすることになる。


生き方や心の落ち着き所を学ぶ仏教の教えは、
人の内心に関する学びである事に気付く。


時代が変わっても
人の悩みや相談の多くは人間関係で、
憎しみや怒りで辛い思いをしてる方々に
どうすればいいのかと質問される。


「人の修行は人だ」と、
ある禅僧に言われた事を思い出す。


自分の周りに私を苦しめる人がいる時は、
まず、これは自分を成長させる機会に
なるだろうと無理矢理に思い込んで
しばらく頭の中からその人を消す。


それから落ち着いて坐る。
坐禅をしながら心を整える。 


坐ってしばらくは、ため息と同時に
おでこで壁ドンをしますが、
時間が経つと壁ドンの数も減る。


穏やかな心になったら
頭から消した相手の幸せを祈る。
相手が幸せであれば私の事なんか
構う時間がないので早く幸せになれ〜
このやろう。


次は怒りの愚かさを書き出す。
✅怒りは大きな混乱だけ引き起こす。
✅怒りは失礼言葉と激しい行動を引き出し、瞬く間に不快な雰囲気を造成する。
✅怒りは人間の最も高邁な属性である善悪を見分ける能力を減退させる。
✅良識を失った場合に失敗するしかない。
✅怒りは問題を拡大させる。
✅怒りは徳行を悪化させる。


友達といっても、
常に助けてくれるはずもない。


嫌いな相手とて、
常に害を与えることもないだろう。


考え方の違いから
友達にさえ憎しみや怒りの感情を
覚えたりもするが、


逆に相手の考えを肯定してみることで
相手の気持ちを探ることも出来る。


全部が悪い部分ではない事、
誰にでも考え直すチャンスがある事、
全ては自分の学びからそこに
到達することができればと思う。


明玄

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