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伊鞠
2020年11月8日 10:13
目を開けると、前田くんが隣で寝ていた。 あぁ、一瞬忘れてた。風俗ごっこのセックスしたこと、忘れてた。 そこにあるゴミ箱に、散乱したティッシュとともに、 記憶ごと捨ててしまいたい。 どうでもいい夜。 何もなかった夜。 ねぇ良介、あなたが見たら、なんて思う?またバカなことしてって思う? 大事にしろよって、言ってくれる?存在しない幻影に、 口から