大きな事は目立たずに進むもの~ショック・ドクトリン 堤未果~2024年6冊

ショック・ドクトリン
ナオミクラインさんのは超絶有名です。
僕はまだ読んだ事はなくて、
今回は堤さんの本を読んでみて、
改めて本家も読まなきゃなと思った次第です!

堤さんは、
「今だけ、金だけ、自分だけ」
という資本主義の価値観に対して、
非情に危機感を持っている方ですね。
他の本でも同じようにこの価値観に警笛を鳴らしている。

木の葉を隠すなら森に隠せ!
という言葉がある様に、
大きなニュースがあると思考がマヒする。
そこで色々な法案が可決されてしまい、
知らず知らずのうちに我々は搾取されることになる。って事をこの本は訴えています。

新型コロナだ!危機だ!
今だからこの法案が受け入れられる。
テロだ!
危険だからこの法案で国民監視しちゃおう!
スピード可決された法案は、
ゆくゆくは大きく我々に影響する。

ジャニーズの性加害問題
こういう大きなニュースが報じられている間に
こっそりと新しい法律が出来上がる。
こういう本を読むと、
いかにメディアは政府の管理下にあるかが分かる。

アンテナを張って情報を取りに行かないと、
テレビ/新聞/ネットニュースでは扱わない重要な事が、水面下で進んでいるかもですね~


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