芸人内閣 芸人で作る内閣改造

もうすぐ政界では首相が交代し内閣改造が控えております。
この時期だけ内閣改造に踊るメディアと国民。
そんなことを考えていたらお笑い芸人で内閣を作りたくなりました。
芸人は様々な環境で育ってきて、それぞれの得意分野を持っているので、
適材適所、内閣に配置してみました。
長い文章になりますが、現在の政界のように飽きずに最後までお付き合いいただければ幸いです。


【総理大臣】 ビートたけし

言わずと知れた東京芸人界のドン。いや、ガキ大将と言った方がしっくりくる。
その節はお笑いウルトラクイズで大変楽しませていただきました。
世の中のはぐれ者たちを立派に更生させる様がとても眩しく、淋しくも煌びやかに感じた思春期を過ごしました。
世間でも「総理になってもらいたい人アンケート」の毎回上位に上がる殿なので、今回の総理大臣就任は楽しみでならない。
こんな総理大臣は嫌だ!!というコーナーを定例会見でやってほしいものだ。


【官房長官】 安住紳一郎

民間からの起用。
たけし総理との絆も深く今回のサプライズ人事の目玉。一見チャランポランな雰囲気を持つが、仕事は優秀でTBSでも次長待遇である。
口から生まれた安住官房長官として、国のスポークスマンという水を得たナンチャラとして職責を全うしていただきたい。
From TBS。From AZM。


【総務大臣】 麒麟 川島明

通信を司る機関である。川島さん自身の通信のスキルは不明だが、とにかくセンスがいいという印象。
大喜利、ひな壇、インスタグラムと、SNSや各テレビ局の夜19:00以降に欠かせない名議員である。
眞鍋かをりにはフラれたが、そのことをかき消すような活躍っぷりなので今後の伸びしろに期待だ。
「ハッシュタグ政策」とか「こんな政治はいいねをもらえない」とか新時代の政治を創っていってほしい。
「麒麟がくる」というより「麒麟様がお越しになりました」というくらいまで成長してほしい。
将来の重鎮候補。


【法務大臣】 FUJIWARA 原西孝幸

このポストにはマジメなおじさんを起用したいと思う。
大阪寝屋川が生んだマジメゴリラこと原西さん。
芸人ながら生真面目さは際立っており、今までの女性経験は奥さんを入れて2人らしい。
健全な大臣だからこそ、法の番人としての職務は務まると思うので、ここでは原西さんの生き様を十分に見せてやってほしい。
「死ねや!!」
「生きるっ。」
生きやすい世の中を作ってくれ。


【外務大臣】 ロッチ 中岡創一

海外ロケといえばこの人。イッテQでも数多くの海外ロケをこなしている。
海外での有事に対してもノホホンと毅然に対応してくれそう。
畑違いではあるがベストパートナーである相方のコカドケンタロウ議員を副大臣として起用したい。
ナベプロ最強説。外務分野でも発揮できるか。


【財務大臣】 アンガールズ 田中卓志

お金に対する分野だが、ここでは田中卓志議員を起用したい。44を越えいまだ独身だが、貯金額が1億を超えるらしい。ネタ作り、ボケ、ツッコミ、キレキャラ、パネラー、ガヤ、文化人となんでもできる有能議員である。麻生太郎大臣のようなスゴミはないが、その多彩な才能で日本の経済を良い方向へと導いてほしい。決してジャンガジャンガという気まずい経済にはしないでいただきたい。


【文部科学大臣】 陣内智則

陣内議員はエピソードトークが絶品である。
毎回どんな番組でも印象に残るような話をしてエンドロールを迎える。
過去に一度、オイタをして世間から総スカンを喰らったが、その経験も今では笑いに変える関西のミニ兄やん。
そのトークメカニズムを小学校などで伝授し、少しでも面白い学校や未来を創ってもらいたいとぼくは思うのだ。
「義務教育9年間を笑いの授業に費やしたら相当な芸人が生まれると思う説」
と本気で思う説。
水ダウでやれ説。


【厚生労働大臣】 おかずクラブ オカリナ

今回唯一の女性大臣。
国民の健康に関わる機関。
オカリナ議員は元看護師である。本名は稲尾真季。清楚な職業もカワイイ本名も全て意表を取られてばっかりだ。
厚労省の業務は多岐に渡るが、その鈍感そうな見た目と飄々とした性格で、多忙な業務を多忙と感じずに送ってほしいものだ。
ここで提案。
厚労省のイメージを上げるための政策として厚労省のテーマソングを椿鬼奴ネエさんに担当してもらおう。
たぶん鬼奴ネエさんはクイ気味でOKサインを出すと思う。
これがお前のやりかたかーっ。
これがオカリナ大臣のやりかただーっ。


【農林水産大臣】 コロコロチキチキペッパーズ ナダル

この男、京都の大自然で育った。
緑や山に囲まれての経験は、何も経験していないで就任するポンコツ議員より理路整然としていると思う。
ちなみに近畿大学農学部水産学科卒業であり適任といえよう。
ひとつ難点なのが空気を読めず、なんでも言ってしまうという風潮があること。
そんな時には有能な相方、西野創人議員を影の大臣として起用し難局を乗り越えてもらいたい。
国民は「イッちゃってる!!」という政治にはしてほしくない。
光り輝くタートルネックを目指して。


【経済産業大臣】 さらば青春の光 森田哲矢

このポストには歯並びが気になる森田哲矢議員を起用したい。
経産大臣は国と国との貿易を盛んにする役割があるが、モルック日本代表として活躍する彼には期待大だ。
松竹芸能からの独立騒動や相方の不倫でドン底まで落ちたが、見事逆境を乗り越えた個人事務所「ザ・森東」の社長でもある。
ぼく自身「有吉の壁」では一番好きな芸人なので、その泥水を呑んできた経験をこのポストで活かしてもらいたい。
相方の東ブクロ議員には趣味であるゴルフの分野で各国との貿易を盛んにしてほしい。
さあ、難局を乗り越えるで。
見事有吉の壁クリアーです。
佐藤栞里も応援しているぞ。


【国土交通大臣】 雨上がり決死隊 宮迫博之

車車車。車3つで轟さんということでこの人事。どんな車に乗っているかは不明だが、東京で名を上げた宮迫議員ということで、世の中の道路事情に詳しいと見込んだ。
今は謹慎中というか、ユーチューバーとして芸能界にいる立ち位置である。
いけない勢力との関係で少しスピード違反をした感もあるので、今後は安全運転を心がけてほしいものである。
人は鏡、反射すると思うから。


【環境大臣】 バイきんぐ 西村瑞樹

最近キャンプが流行っているらしい。
「山をキレイに。」
こんな誰でも浮かびそうなキャッチコピーが聞こえてきそうである。
バイきんぐでは相方・小峠議員の才能がありすぎてテレビでの印象は薄いが、最近ではキャンプや自然の分野での活躍ぶりは目覚ましいものがある。
日本の自然を守り環境を良くする、こんな国は過ごしやすいと思う。
今後日本が「なんて日だ!!」という悲観より「なんて日だ❤️」と感謝できる日を迎えられるようM字モンスターの西村議員は汗水垂らして頑張っていく。

補足: 環境省のスーパーバイザーには芸人・ヒロシと、たけだバーベキューを起用したい。


【防衛大臣】 品川庄司 庄司智春

この役職、ただ単にマッチョな人を選んでみた。
自分を守れる人間は国を守れる、という簡単な理由。
シンプルイズベストである。
脳ミソを使うより行動が大事だと思ったから。
よく言ってるじゃん「ミキティー!!」って。
これも本能で愛する人を守る行動だと思うから。
マヂカルラブリーの野田クリスタル議員とニブンノゴ!の宮地謙典議員も脇を固める。
プロテイン臭いトロイカ体制である。
イカ臭いじゃないよ。
トロイカ臭いだよ。


【復興大臣】  あばれる君

この芸人内閣を思いついた時に、真っ先に頭に浮かんだのは、このポストとあばれる君議員だった。
あばれる君自身が福島県出身で、テレビを見ていても福島のことを愛しそうに語っているのを見て微笑ましいと感じたからだ。
彼の出身地である福島県矢祭町は町民500人らしい。500人の町から生まれたあばれる君が、スベっていると言われながらも、東京という大都会で立派に過ごしているのもサクセスストーリーだと思う。
「自分はそう思いません!!」
「いや、そう思う。」ケンミンショーの立ち位置も個人的には好きである。
福島の復興には笑いも必要だと思うから。


【国家公安委員会委員長】 バッドナイス常田

警察を管理するこのポストには元不良であるバッツネことバッドナイス常田議員を起用したい。
元不良ということではあるが、社会的に迷惑をかけるような本気の不良ではなかったらしい。(Wikipedia調べ)
テレビを見ていてもどこかチャラさがあるお調子者という印象を受けていたので、警察を管轄するというより、世の不良に憧れる青少年のイメージキャラクターとしてバッツネを起用してみた。
警察を管轄するということは全国の「一日警察署長」を管轄しているということだと思うので、そのメンツを予想してみた。

春日部警察署一日警察署長 ビビる大木(春日部市出身)
前橋警察署一日警察署長  中山秀征(群馬県出身)
鹿児島西警察署一日警察署長 恵俊彰(鹿児島県出身)

みんなナベプロ。
ビビる大木は納得だが、あとの二人は権力というかなんかキナ臭いかなと。
なんだかジュリ扇踊る昭和の香りがする警察署になってしまう。
バッドナイスというよりバッドバッドである。
ナベプロ最強説、今後も唱えていきたい。


【経済再生担当大臣】 ゾフィー サイトウナオキ

経済といえばこの人。ゾフィーのサイトウさんである。芸人ながら飲食店社長の顔を持ち、ネタを覚えることより、日々の食材の仕入れ価格を気にしているという。
しかし周りからはネタでの演技力は評価されており、もし政治でのスキャンダルがあったなら、安倍晋三のような、あからさまな不満を顔に出すのではなく、その演技力でスキャンダルを闇に葬ってもらいたいものだ。
しくじって、チェだぜ!!という辞め方だけはしないでね。


【東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック担当大臣】 サバンナ八木

「スポーツの祭典オリンピックは八木の指揮により開催する」
森喜朗からの通達ではないが、ぼくからの通達である。
最後まで同じ筋肉芸人のなかやまきんに君とポストを争ったが、スベるネタを作るということはウケるネタのメカニズムを知っているという勝手な解釈で起用してみた。
八木自身、中学から立命館に通っていた、意外と高学歴芸人である。
いわゆる文武両道。
オリンピック開催中は世界中からアスリートや観光客が来ると思うので、その際はテッパンであるあのギャグを披露しちゃってください。
「ブラジルのみなさん聞こえますか〜」多分聞こえたから東京に来たのである。
ネタはスベってもみんなの心に届くのだ。
「パワーっ!!」のあるネタに大胸筋がパンプアップしてきた。


🟢党三役🟢 

【幹事長】 所ジョージ

党の重鎮を起用。
たけし総理との絆は深く、同僚というより何でも話せるおじさんという間柄。
他の議員は派閥に属しているが、所議員は派閥を作らず、ここまでの地位を築いた珍しいタイプ。
今後ニュータイプの党運営をし、スッゴイですね!という政権を創ってほしい。


【政調会長】 ずん 飯尾和樹

このポストにはどうしても若手を起用したかった。
飯尾議員は人にやさしく胃のもたれない笑いが見て取れるので、若手のリーダーとしての資質を買った。
ただリーダータイプではないが、笑いの立ち位置がこの先30年経っても安泰だなと感じるので、長期政権を目指すには必要な人材だと感じた。
誰からも好かれる飯尾議員、政権が転びそうになったら、是非この言葉を投げかけてほしい。
転んだついでにレディーガガ、どさくさ紛れに、転ばぬさきの飯尾和樹。
ずんずん、と邁進してほしい


【総務会長】 笑福亭鶴瓶

党の潤滑油として起用。
東西のお笑い界に長年君臨している鶴瓶議員。
テレビには「BIG3」というたけし、タモリ、さんまという大物がいるが、BIG4ということならば鶴瓶を入れても誰一人異論はないはずだ。
政治には表と裏の顔が必要で、表の顔が鶴Aなら裏の顔は鶴Bとなる。
今回の政権には要所要所で「鶴B」をかましてもらい内閣をピリリと引き締めてほしい。


以上です。

こんなに長い文章を書いたのは久しぶりです。

政治の安定とともに芸人さんへの尊敬を込めて、

今回の芸人内閣という不可思議な妄想とさせていただきました。

お笑いバンザイ!!日本よ笑え!!




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