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No.55 『あの頃のあいつ』

二日酔いの小澤です

さてはて母親から写真が届いたので明日あたり追記しますね。ちなみに全くコナンくんじゃなかったです。嫌な記憶すぎてより嫌な記憶に変えてたみたいです。お詫びにちっさい頃の写真も貼っておきますね。

今日はふとなんかあいつどうしてんのかなってなった話並べて行きますね

①郵便局のあの人

小さいこと、郵便配達の原付の引かれたことがあります。正確には足で蹴って進んでた原付に自分からぶつかりに行きました。理由はわかりません。勝てると思ったのか。そんな怪我も痛みもなくぶつかりにいった本人は全く気にしてませんでしたが、引いた側は血の気が引いたでしょう。相手は小さな子供。『大丈夫?!?』焦る顔を横目に小澤は人見知りを発動させながら静かにうなずきます。そもそも本当にちょっと当たっただけ、大事に至るわけなったのですが『もしあとで痛んだりしたら病院行って、ここに連絡ちょうだいね』と連絡先もらいました。いい奴。もう20年前。あの時のあの人も40か50か。結婚していい家庭築いてるのかなとか勝手に想像してます。ビットコインとかで失敗してませんように。


②小学校の同級生のあいつ

小学校のころの同級生に『B君』ってあだ名の子がいたんですね。理由は、よく遊ぶメンバーに『ゆうき』って名前の子が二人いて、区別つけるために『A君』と『B君』。子供って残酷ですよね。名前一緒だからってアルファベットで呼び出すんです。実験体の呼び方ですよ。苗字で読んでやれよです。色々言いたいことはあるんですがもっとひどいのは『A君』の方はだんだんと『ゆうき』って呼ばれ出すんですけど、『B君』は『B君』のままなんです、いつまでも。いつまでも何かの二番手みたいな。数年前再会した時、大学からの友達にも『B君』って呼ばれてました。もう『気軽にB君って呼んでください』とか自己紹介してんじゃん。気に入ってのかい。あのB君。今は誰かのA君になれてるのかな。


③息臭かったあいつ

昔って本屋の前とかにもゲームの筐体(ゲーセンとかのゲーム機)あったんです。だいたい違う種類の二つ並んでて、片方やってる友達の横で片方の椅子使ってそれ見るみたいな。当時よくやってのが『メタルスラッグ』と『キングオブファイターズ』。その日はキングオブファイターズやりたくて本屋いったら先客。隣のメタスラやって待つか。

かちゃかちゃ。

隣の人、口臭いなあ。殴ってやりたいくらい口臭いなあ。後にその本屋の名前をとって『明文堂』と呼ばれるそいつはいつ出会っても口が臭いんです。

口臭いからかゲームはあんまりうまくなく、すぐキングオブファイターズが開きます。臭いにやられてメタスラは早々に終わっていたのでキングオブファイターズの方にうつります。負けたからいなくなるだろう、そう思っていました。匂いでわかります。隣いるぅー。たぶん他の人のプレーを見て勉強してるんです。たぶんいい奴。『うまいなあ』小声で僕のことを褒めてくれます。小声でも臭いんです明文堂。耐えきれなくなってついに『僕時間ないんでこれやっていいですよ』と譲り出す私。その時の『ありがとうございます』が一番臭かった。そんな彼も今歯を磨いてるのかな?磨く歯残ってるのかな?



誰にせよ、なんか元気でいてほしいな

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