ランディングページの最適な長さとは?
いや~イカゲーム面白いですね。2日間で全話見てしまいました。
noteに訪れていただきありがとうございます。ハチワレです。
今回のテーマはランディングページの最適な長さとは?というテーマです。
「ランディングページって長さってどれくらいが適切なんでしょう?」
よくWebマーケティングの仕事をしていると相談されます。僕なりに答えがあるのでシェアできればと思います。最後までお読みいただけますと幸いです。
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最適なランディングページの長さとは?次の行動に移すために必要最低限の情報量
結論から記載すると「次の行動に移すために必要最低限な情報量」です。
今から2つの例を踏まえて「次の行動に移すために必要最低限な情報量」について説明していきます。
もしあなたが結婚するならどちらを選びますか?
想像してみてください。あなたが男性だとして、この世にあなたを含め3人しかいない世界になってしまいました。残りの2人は女性です。あなたはこの2人の中から一人、結婚する女性を選ぶとします。
ただ、直接会って話をすることができず、2人の女性から送られてくる手紙を読んで判断することしかできません。
一人から送られてきた手紙は身長、趣味など一折りのプロフィールが送られてきました。ただ本人の写真がありません。
二人目から送られてきた手紙には慎重や趣味はもちろん、写真や彼女の生い立ち、普段どんな生活をしているのか?どんな性格で、どんな食べ物が好きなのか?といった彼女のことを詳しく説明する情報がびっしりと書かれていました。その手紙を見るとあったことなくてもなんとなく、その女性のパーソナリティが分かるような内容でした。
さて、あなただったらどちらの女性を選ぶでしょうか?たぶんですが、二人目の女性を選ぶ人が多いと思います。ただ、一人目の女性の容姿が分かり、とてもタイプだったら分かりませんが(笑)
一人目の女性の手紙だと判断するには情報が足りなかったと思います。
ここで何を伝えたかったかというと、重要な判断には十分な情報量が必要であるということです。
今日のランチはどうする?
仮に僕とランチを食べに行くことになったとしましょう。
2つのパターンであなたにお誘いをしたいと思います。
①「今日のランチはハンバーグとピザどちらがいい?」
②「ピザ、ハンバーグ、寿司、そば、うどん、中華、ステーキetc...この中だとどれがいい?どれもいいんだけど、一つ一つのお店紹介していくね」
ランチくらいだったら①のように2択くらいで絞って提案してもらった方が色々と考えないで選びやすいのではないでしょうか?
②だと、種類が沢山ありすぎるし、一つひとつ紹介されても時間がかかってしまう。そこまで情報量はいらないと思います。
ここで伝えたかったのはライトな意思決定では最低限の情報量で良いということです。余分な情報量を与えても迷ったり、消化しきれず意思決定ができなくなります。
ここまでをまとめると
・重要な意思決定をする時は十分な情報量が必要
・逆にライトな意思決定では最低限の情報量で良い
これをWebマーケティングで当てはめると
重要な意思決定をする時は十分な情報量が必要=高額商品を販売したり、商品が複雑な商材を扱う場合はしっかりと情報量を伝えないとコンバージョンしないため、ランディングページの情報量が増えるということになります。
一方、ライトな意思決定では最低限の情報量で良い=ホワイトペーパーのダウンロードや無料講座やセミナーなどをコンバージョンポイントと置いている場合は必要最低限の情報量で良いと考えます。
ざっくりな概念はお話しましたが、具体的に長いランディングページと短いランディングページを見てみながら考えていきましょう。
ある程度の長さが求められるランディングページの事例
商品が高額
商品の効果が分かりにくい
認知度が低い
などこれらに当てはまる商材はランディングページが長くなりがちです。申込するといったコンバージョンポイントまでにたどり着くには、ある程度の情報量を与えないといけないからです。
高額商品だとライザップなどの商品が当てはまるのではないでしょうか?長さもそれなりにあります。
他にもサプリや健康食品も良さをLP上でしっかりと伝えないといけない商材のためLPが長くなりがちです。Web上で購入をしてもらうのでやはり、ある程度の情報量が必要になります。以下のようなバストアップサプリなどはLPが長くなる傾向にあります。
短いランディングページの事例
ホワイトペーパーの無料ダウンロードなどだと情報量が少なくても十分にコンバージョンします。以下のようにシンプルなページでも問題ありません。
このほかにも
・無料で提供しているモノやサービス
・アプリ
・認知度が高いモノやサービス(大手の飲料水など)
などは情報量がライトでビジュアルが多い形でも問題ありません。
分かりやすく、端的なランディングページが好まれる傾向に
米マイクロソフトのカナダの研究チームが行った実験ですと、人間の集中力は8秒しか持たないと言われています。ちなみに、金魚の集中力は9秒みたいです(笑)
さらに、現在社会の人間が1日に受け取る情報量は江戸時代に活きていた人の1年分情報量と言われています。普段から皆さんはTV、雑誌、スマホ、PC様々なメディアから絶え間なく情報を浴びています。
そんな情報1つ1つに集中していたら頭がパンクしてしまいますよね(笑)
だからこそ、集中が持たないような形になっているので集中していなくても理解できるようなビジュアル、情報量で伝えていかないと行けないようになっているのかなと考えています。
今でも、縦長のランディングページは数多くありますが、動画や画像をうまく使い、文章ではなく直感的に理解でいるようなランディングページが求められてくるのかなと個人的には思います。特に女性向けの商材であればあるほど、直感的に分かりやすいデザインなどが求められているなと肌感覚であります。
ただ、これまで述べた通り、ランディングページには「次の行動に移すために必要最低限な情報量」が必要です。文字をただ削るのではなく、文字の代わりに動画や画像などビジュアルで伝わるようにするということで、シンプルに分かりやすい=情報を削ることではありません。
「次の行動に移すために必要最低限な情報量」を分かりやすく、シンプルに伝えるために様々な工夫が必要になります。
まとめ|商材によって次の行動に移すために必要最低限な情報量を見極めてランディングページに落とし込もう
商材や商材の前後の文脈によって「次の行動に移すために必要最低限な情報量」が変わってきます。ある商材は認知度がないですが、商品性能がよくお客さんの声が沢山あるのであれば、性能がよく、満足度が高いことを伝えればいいと思います。
一方、認知度が合って有名なものであれば、数多くを語らずに使用のイメージなどを伝えればいいと思います。
商材の状態を見極めて適切な情報量にランディングページを落とし込む必要があるのではないでしょうか。あなたの提供している商品の魅力を十分に伝え、行動してもらうためにはどのような情報が必要なのでしょうか?もしよかったら改めて考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。こんな感じでBtoBマーケティングや運用型広告についての記事を定期的に更新中。他にも以下のような記事を書いています。
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