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映画『トップガン マーヴェリック』

本当は2回観に行こうと思ってて2回目を観てから感想書こうと思ってたんだけど、どうやらいまのとこ無理そうなので感想書いちゃいます。…てことで観てきましたー!『トップガン マーヴェリック』!!配信サービスで各種作品を取り込む競争が激化してる中、トム・クルーズはあくまでも劇場公開にこだわって映画を作っているところが本当に素晴らしい。そしてちゃんと結果を出しているとこもさすがだなと。

てことでこの映画、まず何がすごいかというと作品内に出てくる一つの戦闘機はなんとトム・クルーズの私物だということ。そう、トムはパイロットの演技をするだけでなくガチで自ら戦闘機を操縦するのです…!なんと編隊飛行も出来るほどの腕前。戦闘機のすごいシーンもたくさん出てきますがCGじゃなくトムをはじめ俳優陣自ら操縦悍を握って撮られた実写。まさに命懸けで作られた作品なのです。なのでひえー!そこまでやるか!って思いながら観てました。多分ここを知らなければどうせCGでしょ、と思われてしまうのですが違うのです。だから大勢の人たちがこの作品で心を動かされるのだと思います。

そしてこの作品はもちろん1作目ありきとして作られたものなので、私は『トップガン』を復習してから観に行きました。が、1作目を観てないから劇場に行くのはやめよう、というのはあまりにもったいない話だと思います。1作目を観てなくてもお話はわかるように作られてるし、この作品を観てから1作目に出会い直すのも良いと思います。とりあえず気になるなら劇場へGO!です。なぜならこの映画は劇場公開中に観てこそ、という作品なので。トムもそのつもりで製作しているといろんなところで話しています。映画を早送りしてお話の内容がわかったところで意味のある作品ではなく、劇場で体感しなければ意味がない作品だと思います。

他にも80年代の音楽だとかいろいろ見所はあるんですけど…とにかく映画っていうのはこの時代、この何週間かに劇場に足を運んだ、という全世界共通で体感出来る"出来事"であり"現象"であり、未来になって振り返ってみればかけがえのない"思い出"であり…配信だとごくごく個人的な体験で終わってしまうけど、見知らぬ大勢の人と間違いなくその期間その時間を共有した、ということ。映画の力ってそういうとこにあるのかもなとそんなことを改めて考えさせられる作品となりました。

ということで最後に予告編など。トムは来年、再来年と『ミッション・インポッシブル』の公開が決まっていて、まだまだトム旋風はこの先も吹き荒れそうです。

(見出しの写真は公式ツイッターから拝借しました)

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