自分のなかに原因を探さない【ポンコツなわたしで、生きていく。】
なんかしんどいなぁ、この先どうすればいいんだろう、進む方向が分からない…そんな悩んだときに、ふと読み返したくなる本。
この本に書いている生き方が私の理想の生き方だったりする。
大好きな本で、いつも助けられているのにのに、noteに感想を書いてなかったことに気づいたので、今回改めて書くことにする。
ポンコツなわたしで、生きていく。 〜ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす
著者である「いしかわゆき」さんは自分のことを「ポンコツ」と言う。
でもプロフィールを見ると、早稲田卒だし、メーカーで営業職や広告代理店でクリエイティブな仕事もして、ライターとして地位を確立している。
ポンコツじゃないんじゃないか…と思うが、本の中でモンブランを100個ひっくり返したり、接客業に適正がないところを読むと、確かなポンコツかもしれない、
私も黙々と何かを作業する仕事はそれなりの評価を貰ってきたが、接客業の仕事はボロボロだった。
人間、向き不向きがある。
いしかわさんの「「会社員に向いてないかも?」と思った6選」に自分が全部、当てはまっていることに笑ってしまった。
絶望的に朝が苦手、作業中に会議などで集中力が中断されるのが嫌、「やりたくないこと」が多すぎる、常に誰かに見られているような気がする、別に昇格や後輩に指導なんてしたくない、ひとつの仕事が長く続かない。
全く私も同じことで悩んでいた。
この文章に会社員が向いていないことが集約されているような気がする。
確かに私は「ポンコツ」だ!!
それでも「ふつう」になりたくて、諦めきれなくて、頑張って会社員に適応しようとしたが、やればやるほど結果は散々だった。
「私、ポンコツなんで」を免罪符にしてはいけないと思うが、努力はした上で、それでもできなければ、できない自分を受け入れて認めてあげる。
「こんなの私じゃない」「ちゃんとしなきゃ」は多分自分を苦しめるだけ。
良い意味で、今の世の中「諦める」が求められてるような気がする。
焦っちゃうけど、焦っちゃいけない。
子どもの頃は「努力は報われる!!」と本気で思っていたけど、大人になると、全部がそうではないことを知る。
のんびりはできないけど、できるだけ今やりたいことを続けていけば、もしかしたら今と違う景色が見えるかもしれない。
私もよく夜、寝る前に負のループにハマることがある。
私はこれから生きていけるのか、脳内が不安でいっぱいになる。
この本を読んで一番心に刺さったのは「自分のなかに原因を探さない」という言葉。
今の状況も自分を行動のせいでこうなったのではないかと、常に自分の中に原因を探して責めることが多かった。
もしそうでも今更自分を責めても意味ないし、必ずしも起こったことが自分に原因があるわけではない。
「そんなことないよ!」と優しい言葉が心に沁みる。
いしかわゆきさんが人気あるのは、この優しく寄り添ってくれる言葉選びにあるんだろうなぁと思う。
今の時代に求められている人。
私も何度もこの言葉に助けられたし、今後も助けられること間違いなし。
「ちょっと今、心がしんどい…」と思っている人には、ぜひ読んでほしい。
そんな、いしかわゆきさん、来月に新しい本が発売される。
私は発達障害ではないが、フリーランス部分が気になるので予約済み。
いしかわゆきさんの今までの本、全部読みやすいので、この本も絶対に面白くて、ためになること間違いなし!!
急に宣伝してみたが、私は今から発売が楽しみ!
早く読みたいなぁ。
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