お笑いの仕事を諦めたくなった時に読むnote

僕が脚本を書くコントライブに出演してくれる仲間を募集しています(アットホームな明るい職場です 初心者歓迎)

2月17日と18日に自分が脚本を書いたコントライブが終わりました。
これは僕のライフワークみたいなもので、いつかこのコントライブ を大きくして全国ツアー打てるぐらいのものにしたいと思っています。

今まではオムニバス形式でしたが今回は今まで自分が毛嫌いしていた「全編を通して1つのストーリー仕立て」にしてみました。これが意外にも好評だった。なんでも挑戦してみるもんですね。芸人さんと役者さんが混在する座組だったので「演劇」と「コント」のハーフ&ハーフみたいな感じになって、それが目新しく見えたのかもしれない。

で、1番嬉しいのって出演してくれた演者さんに「野口さんのコント面白いですよ」とか「また呼んでください」って言われる事なんですよね。演者さんの中には某有名ネタ番組に出たことある芸人さんや賞レースの決勝進出経験がある芸人さんもいるので、僕の中に「ナメられたくない」という気持ちがあります。だからこそ、そう言ってもらえることが嬉しいんです。そういうヒリつく状況があるから成長していける気もしています。1つリクエストするならば、僕は人の褒めを4割引きで受け止めるように心がけているので褒める時はぜひ強めに褒めてください。

で、今年の9月か10月に第7回目のコントライブ をやろうと思っています。次回は会場のキャパを100前後にして4公演やりたいなと。その会場を埋めるためにも演者さんを更に追加して、ダブルキャストなんかも考えています。コントが好きな芸人さん、コントチックな舞台に挑戦したい役者さん、声優さん、アイドルさん、モデルさん、北条麻妃さん、AIKAさん、是非逆オファーをお待ちしています。僕のXにDMをください。アットホームな職場!幹部候補生募集!軽作業!の三拍子揃ったコントライブです。

お笑い要素の強い仕事をしたいと思っている裏方ほど悩んでいる

で、ここから本題なのですが僕はとにかくお笑いやお笑い番組が大好きで構成作家になりました。学生時代、家にいる時間はほぼお笑い要素の強い番組を見て過ごしていました。そこから時は流れ、ネタを書いたり、自分で脚本を書いてコントライブを主催したり、お笑い要素の強い番組をやりたいと志し、構成作家になりました。

でも今の時代ってそういう番組は昔に比べると圧倒的に少ないですよね。皆さんもそう感じませんか?純度100%混じりっけなしのストロングスタイルお笑い番組だとなおさら少ないです。

テレビの話で言うと、今の時代は情報番組や情報バラエティの方が多いので、そういったスキルを磨いた方が恐らく仕事に繋がりやすいし、収入も増えていくはずです。同世代でそういう風に仕事を増やしている人を見ると「いいなぁ」と思うこともよくあります。

でも!でも!そんな時代になってもお笑い要素の強い番組や仕事をやりたいんです。情報バラエティや情報番組の能力を上げるより、お笑い要素の強い仕事が実現できるように時間を割きたいんです。諦めの悪いことはわかってるんです!マジで時代の流れには逆行してると思います!フル・フロンタルに「人がどれだけあがこうと結末は変わらない」と言われそうですが、それでも!それでも!…なんです。
俺に力を貸せ!ガンダム!!

本機最強リーチ「頂上対決」に行きたいところですが、もう少し僕の話を聞いて下さい。お笑いが大好きすぎる優秀な同世代のテレビマン、お笑いが大好きな業界関係者、優秀な作家の先輩方と知り合えたことで、同世代の中では比較的お笑い要素が強い仕事を経験させていただけています。作家になりたての頃はそういう仕事に1回でも関われればと思っていたのに、人間は1つ欲を満たすと更に欲深くなってしまうもので、その人たちともっともっとお笑い要素の強い番組をやりたいという気持ちが出てきています。

でも、世の中の流れには逆行しています。どうすればいいんだろう。諦めて情報番組系に舵をとった方が将来を考えるといいのかもしれない。そんな不安と迷いが襲いかかってくるのですが、ウダウダしていても仕方ないので、とりあえずコントを書く力と面白い番組を作れるように日々勉強しています。いつか潮目が変わると思っているので…たぶん。

僕が仲良くさせてもらっているお笑い好きのテレビスタッフや構成作家も「お笑い要素が強い番組が通らない」という事に悩んでいる人が多いです。でも、みんな諦めずにどうにかしようと悩んでいます。悩んでる姿って美しいですよね。そんな人たちの姿を励みにして俺も一緒に悩み続けています。

今の自分を見て昔の自分がファンレターを書くか

「今の自分を見て、昔の自分がファンレターを書くか?」これは僕が好きな言葉です。確かある大物芸人さんが言っていたと思うのですが、僕はこれを人生の指針にしています。目先のお金や仕事、お笑いを諦めて楽になりたい時に、過去の自分が今の自分を見てファンレターを書いてくれるか?と問い直しています。じゃあ10年前の僕が今の僕を見てファンレターを書くのかという話なんですが、まあ…殴り書きぐらいでは書いてくれると思います。

たぶん僕は弱いので1年に何回かまたお笑いを諦めたくなる時がくると思います。その時にまた自分を奮い立たせるために、今回この記事を書きました。

あとこれだけは言っておきたいのですが、情報番組、情報バラエティ番組の仕事”も”普通にやりたいです!自分、企業のYouTubeとかちゃんとした仕事もやっているっす!おなしゃす!

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