【NYY】Albert Abreu,変貌の兆し【Short】
本記事は自分用のメモ要素が強いですのでとりあえずMLB30noteのマガジンには入れないでおきます。時間があればちゃんと体裁直す予定です。
前回の記事でも少し触れましたが,開幕前にTEXへトレード放出したAlbert AbreuがNYYに出戻り。Clarke Schmidtの降格に伴って6/23付けでアクティブロスター入りをしています。
移籍後の登板は2度ありましたが,既に投球内容の変貌がやや感じ取れる気がします。
4SFを捨てSNK&SLのダブルピッチへ…?
今季ここまでのAbreuの投球割合は以下のとおり。
Run Valueで0以下を記録している2球種が60%を占めますが,30%を占めるフォーシームとチェンジアップのxStatsは決してプラスピッチと呼べる代物ではありません。なお,チェンジアップは左打者に対してのみ使用する球種なようです。
では移籍後の登板ではこの球種割合はどのようになったのでしょうか。
HOU戦では投球割合の多くをフォーシームとシンカーが占めていますが,変化量を見る限りだと2球種に大差があるようには見えず,全てシンカーを投じてた可能性も。(知らんけど)
また,チェンジアップは1球も投じていないことが分かります。
本日のOAK戦においてはチェンジアップ2球,フォーシーム1球という結果に。ここにおいてもフォーシームのHorizontalBreakはHOU戦同様に平均と異なる球質に見えます。
チェンジアップの投球割合低下は単純に左打者との対戦が少なかったことが原因のようですね。実際,HOU戦では左打者ゼロ,今日のOAK戦で対峙した左打者はKempと代打のVogtのみ。昨年のHolmes同様に,シンカーとスライダーを軸に右打者への対戦回数を増やしていくんでしょうかね。
そもそもKC移籍後もフォーシームの割合が落ちていたようなのでNYY入りが契機なのかはわかりません。いかんせんまだまだスモールサンプルすぎますし。
ただ,HOU戦のように制球をまとめられるならば敗戦処理やロングリリーフとしての価値は上々でしょうか。それであってもSchmidt以上の価値があるかは別問題ですけど。。。
【2022年8月追記】予感,当たっちゃいましたね。ここまで頼れるリリーバーになるとは,,,。
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