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牡羊座 10度(9.00~9.99)

牡羊座 10度のサビアンシンボル
「古い象徴に対する新しい形を教える男」
A man teaching new forms for old symbols.

9度で表面的な意識の裏にある象徴を読み取る技術を得た牡羊座は、10度でそこに独自の考えを加えてリニューアルしようとします。

例えば、現代普通に使われている象徴の中に、石器時代からの影響を受けている物を見つけた時、考古学者や人類学者なら、その足跡や時間が創り出した層を分析、解析しますが、そこに牡羊座10度の影響が入ると、単純に事実的発見を見ているだけでは決して出てこない見解を作り出します。

これは牡羊座10度的には「フィクション」ではなくて、世界の意識の一層奥にある意味なのですが、他人からすれば勝手な「妄想」と捉えられてしまうかもしれないものです。

例えばそれは中沢新一さんの提唱する「対称性人類学」や「類推」にも似たものですが、発想が生まれた時点では、その考えを他人が理解できるように説明できないという違いがあります。

ですので、この度数の影響が強い人は、いかに分かりやすく説明できるようになるかの訓練が必須な人です。

アイデアはいい。斬新で、何か奥を掴んでいる(気がする)。けれど、その感覚を共有してもらうには、数々の訓練と努力が必要なのです。

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