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私のいろんな考察

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私の考察をまとめた作品集です
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2024年4月の記事一覧

私にできること

私にできること

私にできることは
あなたをトレースすること

あなたがどんな存在であるかを
私を使って示すこと

それは私が私の混沌を理解するために培った技術を
あなたに応用するということ

私はあなたをくくらない
培った技術から可能性を示すだけ

あなたの話をじっくり聴いて
あなたの存在を私の世界が照らし出す

だから一対一で話すのが一番いい
そしてできたら複数回話を聴かせてほしい

あなたの混沌を私も味わえる

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私にとっての描く事

私にとっての描く事

私にとって絵を描くとは
残響を放出することだと思う
というか そう感じる

心の中に日々散り積もっていく澱のような音
その音を蒸留するように形にして放出する

だから私の日々の絵を見て「画家になるのですか?」と
問う方に私は伝える「これは芸術では無いのです」と

芸術とそうでないものを
はっきりと線引きする必要は無い
と言えば無いのだけれど

内面に生まれた感覚を
外の世界に喜びとして
描くことを

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直線と曲線の周期性と天秤座的性質

直線と曲線の周期性と天秤座的性質

以前、絵の直線と曲線について考察した事があったと思いますが、相変わらず私の描くものはその二つを交互に行き来しています。具体的には、興味をもった対象を簡単な「直線」で描く所から始まり、それに慣れてくると自然と「曲線」の存在感が増してきて、それも満杯になるころには対象に対する興味が次へ移っているというものです。

絵という行動には違いないのですがテーマや描いている内容に焦点を当てると、私の作品には明ら

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肚を意識してみると

肚を意識してみると

脳科学的に脳と人間の各部分の関係(電気信号的なもの)を調べてみると、脳からの神経のほとんどは両手と頭(特に顎付近)に集中しているそうです。つまり、昔から「肚がすわっていない」なんて言葉がありますが、肚(丹田)は意識しない限り脳的には無視されやすい部分の一つという事になります。

しかし肚は、人体の重心などを考えた時にとても重要な位置にあります。ロボットの設計を考えた時に重心を意識しないで設計は、絶

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思考の力み対処法

思考の力み対処法

私は20年ほど合唱をやっていました。今はヨガを教わっています。といっても事故から定期的に来てしまう「痛み」に対する対処療法的なヨガなので、いわゆるヨガでは無いのですが二名の先生に教わっています。

それで近頃気が付いたのですが、人は「その箇所を意識するだけ」でいいんだなという事なのですが、それは例えば「腰を使わずに背中を使う時」は腰は「無いもの」として背中だけを「意識」すれば、ちゃんと目的に合わせ

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そのまま生きる

そのまま生きる

悩む事は凝りを生む
恐怖や不安から一時の安住を求めて
人は金づちを振り上げる

けれど行きつく場所は
行きついた時にしか分からない

今を生きる人は
感情の濁流の中でさえ
安住を求めずに流される

流れに流されるという
ありとあらゆるもののままに生きる

鬼と共に生きる時間も
天使と共に生きる時間も
同じなのだと