#30 【日本人よ、 Dan Vasc を聴こう】 Heart Of A Dragon (ハート・オブ・ア・ドラゴン)
#28〜29 に引き続き、Dan Vasc (ダン・ヴァスク) による DragonForce (ドラゴンフォース) のカバーを取り上げる。
この曲は、2003 年発表のアルバム Valley Of The Damned (ヴァレイ・オブ・ザ・ダムド) に収録されている。
今回も、VictorTheGuitarNerd (ヴィクター・ザ・ギター・ナード) (#12 へ) とのコラボ。
ダンの正確な高音とヴィクターの見事な速弾きで疾走感あふれる曲に仕上がっており、2人を称賛するコメントが多数寄せられている。
さて、2019 年9月のこの動画には、もう1つ特筆すべきことが歌の後のトークで語られている。
このレコーディングの前の週、ブラジルを代表するヘビーメタルバンド Angra (アングラ) や Shaman (シャーマン) のメンバーが集うライブに、ダンが招待されたというのである。
顔ぶれは、Luis Mariutti (ルイス・マリウッティ)、Ricardo Confessori (リカルド・コンフェッソーリ)、Hugo Mariutti (ヒューゴ・マリウッティ)、Raphael Bittencourt (ラファエル・ビッテンコート)、Alirio Netto (アリリオ・ネット) だという。
ステージでダンが紹介されているので、以下に和訳する。
「ここに、先日出会ったヤツを呼びたいと思う。
実は彼は、Andre (アンドレ : アングラなどの元ボーカル) が亡くなった後、俺達に丁重なメッセージを送ってくれていたんだ。
最近いろんな人間が彼の名前を口にするので、そのことで俺達が不快な思いをしているのではないかと謝罪する内容だった」
「それで、俺達がゲスト出演していた Edu Falaschi (エドゥ・ファラスキ) のライブの控え室で彼に会って話をしてみたよ。
ブラジルメタルの新しい流れを代表している、とてもいいヤツだ」
その後、ダンがステージで彼らの演奏に合わせて歌う映像が流れる。
ブラジル人なら憧れるバンドのメンバー達との共演に、ダンも本当に嬉しく誇らしげだった。
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