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集団に可能性を感じた話

最近、職場で実験的な試みをしています。
具体的には、リハビリを1対1でなく、1対2-4程度の小集団で実施しています。

以前は利用者さん1人あたり20分程度の関わりでしたが、小集団では40-60分程度じっくり関わっています。

というのも、わずか20分の関わりでは利用者さんの体力的な問題もあって充分な運動ができないんです。

リハビリの時間以外にも何か活動する機会があれば良いのですが、まだ作業活動の場作りが不足しているため自主的にトレーニングに励む方以外はじっと座っている事が多いのです。

そんな中で、少しでも長く運動する時間を確保するには??
さらに、利用者さん同士の交流を促して、今後の作業活動の導入に繋げるには??

と悩みたどり着いたのが 小集団でのリハビリ というワケです。

まだ本格的に始めて半月ほどですが、利用者さんの反応はかなり良い印象です。

僕の主観ですが、体力が増加してる上に表情がすこし明るくなった印象を受けます。

関わる時間が長くなり単純な運動量が増えたこともですが、利用者さん同士の会話が増えたことが要因ではないかと思われます!

というのも、いつも昼食後は机に伏せて寝ていた利用者さん同士が、席が近いときは話をするようになり起きてる時間が長くなったのです。

テストをして数値化した訳ではないのでなんの根拠もありませんが、目に見える様子は着実に変化しているように感じます。

これは集団の可能性といっても良いのではないでしょうか??😊

ただ、まだ利用者さんが30分以上つづけて運動する体力がないので長時間の運動療法は時期尚早なのと、モノ作りなど運動以外の作業活動の場作りが不足しているなど、目下の課題がまだまだあります…!

少しずつですが、利用者さんが快適かつ健康に過ごせる場を療法士の視点から作っていきたいと思います♪

おわり

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