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こどものいびきに潜む危険① BYさおり

NYもついに春の兆し到来!
先週からぐんと気温が急上昇の日もみられ、暖かい日では日中10℃後半になる時も。外をぶらぶら散歩していてもぽかぽか日差しが気持ち良い季節がやって参りました♡ついつい遠くまで足を伸ばしてみたら、じんわり汗が滲むような気温です。街の人々も少し薄着になっていて、冬が終わった感出ていますよ〜!!(やった〜〜!)

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(プロスペクトパークにて、ちょっと厚着の娘。全然これじゃあ春らしさが伝わらないか。。。苦笑)


さて、今回のブログは、ちょっと我が4歳の娘の最近の心配事について語ろうと思います。自分としては、反省も兼ねて書きますので、今後もし皆さんの、もしくは皆さんの身近な人で同じような体験をした人がいらっしゃれば是非参考にしてくださればと思います☺

ここ数ヶ月ほどの話なのですが、実は娘の「いびき」日に日にひどくなっているのです。娘とは、別部屋で寝ているせいもあり、この娘の「いびき」発覚に至るまでに時間を要してしまいました。また、はじめの頃は、そんなに気になる程ではなかったように思います。でも、時間が経過するにつれて「いびき」の大きさが増し、現在では。。。。例えていうのなら、疲れ切った中年親父のいびきみたいな迫力があるいびきが4歳の娘の部屋中に響いていて、(これはいったい。。。)と困惑してしまうぐらいのもの。

この「いびき」、彼女は鼻呼吸だけでしています。しっかり口は閉じていて、私が口に手を当てても口から息をしている気配はないのです。最初は、鼻が詰まっているのかなと思い、寝る前に赤ちゃんの頃から使っている下記の自動鼻水吸引器と鼻スプレーを使用して鼻水を吸引してから寝ることを心がけたのです。

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しかしながら、全く「いびき」は改善されない。しかも、彼女の「いびき」をよくよく聞いてみると「いびき」の合間に彼女の呼吸がほんの数秒ではあるけれど、止まる瞬間があり、すぐ「うごごごご」と言いながら娘はまた「いびき」を繰り返すのであります。それをみて、これは、無呼吸状態になっているのではないか?と怖くなりました。そこで、すぐさま彼女の「いびき」をビデオに撮り、すぐさま小児科の先生に相談しました。すると、「睡眠時無呼吸(Sleep Apnea)」の可能性が大いにあると診断され、耳鼻科の専門医を紹介してくれました。

アメリカでは、日本と違って家庭医(子どもは小児科)という一般医がまずは患者の様子をみて、そこから必要に応じて専門医を紹介します。患者は、一般医の紹介状がないと専門医に診てもらうことがができません。

小児科の先生によると、こどもは一般的には「いびき」はしないものなので激しい「いびき」をするというのは「危険信号」であると言われました。もし、睡眠時無呼吸を起こしているのであれば、それは、睡眠障害であり、脳に寝ているときに十分な酸素が送られていない可能性があったり、睡眠の質が悪かったり、頭痛をひき起こしてしまったり、素行や態度が悪くなったり、多動や集中力の欠如を引き起こしたりする可能性もあるそうです。

ここ数ヶ月、娘にたっぷり夜の睡眠を与えているはずなのに、朝の寝起きはものすごく悪く、起こしても死んだように眠っているのをみて(なんでこの子はこんなに寝かせているのに、こんなに寝起きが悪いんだろう?前はそうでもなかったのに)と思ってたのはこれだったのか!?と思いました。そしてその無呼吸が子どもに起こる多くの原因としては、口蓋扁桃や咽頭扁桃(アデノイド)などで喉が塞がれ、空気の通り道が狭くなり、いびきや睡眠時の無呼吸が起こるのがほとんどだそうです(2歳-6歳に多いそうです)。 もちろん、娘に口蓋扁桃や咽頭扁桃(アデノイド)ができているかどうかは、今の時点ではまだ分かりませんが、その可能性も否定できません。

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また、今回は長くなってしまうので割愛しますが、(またの機会にそれもじっくり話したいと思います)娘の素行が、この数ヶ月から半年ほど、多動気味だったり、集中できないこともあり、担任の先生と何回も話をしたり、原因を探ったり、色々と娘のサポートをしてきたという経緯があったのです。まさかこの「いびき」と深い関わりがあるかもしれない!?とはちょっと想像をしていなかったので、横からいきなりボディーブローを食らったぐらいの衝撃がありました。改めて寝ている彼女の横顔をみると、(どうして、この「いびき」もう少し早く真剣に捉えてあげられなかったんだろう)と悔しくもありますし、何よりも寝ている時に、苦しそうな娘を見るのは心が痛みます。私は深く反省しました。

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来週、専門医の耳鼻科の先生とアポがとれたので、一度診てもらって、今後のプランを相談していきたいと思います。現状でできることとして、『寝かせるときは、なるべく横向きに』を心がけています。彼女が寝返りしないように周りをぬいぐるみで固めて。仰向けだと気道が圧迫されて「いびき」がひどくなってしまうからです。次回、娘の検査結果と睡眠時無呼吸についてもう少し詳しく説明したいと思います。

皆様にも、引き続き報告していきたいと思いますが、今日はこの辺で。

良い一週間をお過ごしください。

                                    brooklynkosodate@gmail.com



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