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コ、コレは…

末尾リンクの記事のコレは卒中後遺症片麻痺者には朗報なの?

脳出血や脳梗塞などいわゆる脳卒中の発症によって部分的に脳神経細胞は壊死します。

そうなると、その影響範囲で運動神経麻痺が起き、オレのような片麻痺者が生まれます。

オレの場合は右脳でそれが起きたため、左半身に運動神経麻痺と感覚麻痺が生じています。

コレが不思議なもので、たとえば自分のアゴの先端は感覚があるので、触ってもつまんでもその感覚はわかるのですが、そこから左耳の下の方へ、いわゆるアゴのエラに沿って指で触ってゆくと、徐々に感覚が鈍くなり、左耳の真下あたりでは、なんとなく圧力を感じるなあ程度になってしまい、それが指なのか握り拳で触っているのかわからなくなります。

以前にも書きましたが、現在の医療では一度死んだ神経細胞は再生しません。

つまりリハビリとは、これまでの生活動作に近い新たな神経の連動パターンを、残存する脳神経に上書きインストールする行為に他なりません。

たとえて言えば、不幸にも1軍選手の大半を移動中の事故か何かで失ったスポーツチームが、残った2軍や補欠選手を使ってこれまでのチームと同じ戦術レベルの再現を目指そうとしている感じと同じでしょうか?

ザッと読む限り、記事の後半はナノレベルのハイテク関連に話はシフトしてしまうのですが、オレとしては「脳神経細胞の再生の可能性」こそ、死活問題なんですけどね。

だからオレは、山中教授のiPS細胞の話とか幹細胞研究の話とかは、日頃から当事者意識を持って注視しています。

https://gigazine.net/news/20231012-metamaterials-reconnect-neuron/


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