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【小春日和】ひたちなか海浜鉄道 One day trip【あんこう鍋】

ども、ゆさっちです。
今年の冬は記録的な暖冬ですね。
真冬の旅情を求めて、雪国を回っても空振り気味です。

そこで、今回は小春日和の日だまりを求めて茨城県のひたちなか海浜鉄道を訪ねてみました。

隣県ではありますが、福島から茨城へのアクセスはあまりよくないです。
鉄道を使うとロスが大きいので、ここは高速バスでまずいわきを目指します。

福島県庁前バス停午前6時、さすがに真っ暗です。
いわき行のバスがやってきました。

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夜明けのハイウェイをひたすら走行

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いわき駅に到着

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ここからひたちなか海浜鉄道の起点となる勝田まで常磐線のひたち6号で向かいます。
余談ですが勝田まで100kmないので、ひたちの料金はグリーン車に500円くらいの差額で乗れちゃいます。
ここはグリーンですよね(笑)

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勝田に到着♪

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駅はJRと共用になっています。
改札を出ることなく乗り場へ。

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1日フリー切符を買います。
1日1000円、単純に終着の阿字ヶ浦との往復だけでもモトがとれます。

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勝田の駅名標、デザインが面白いですよね。
各駅にあるようなので、下車時にそれぞれ御紹介していきましょう。

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さて出発、まず終点の阿字ヶ浦まで乗ってみましょう。

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列車はしばらく街の中を走りますが、やがて田園風景に様相が変わります。

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阿字ヶ浦に到着しました。
駅名標は温泉とあんこうですかね(笑)

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駅の全景です。

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駅構内は広く、ホームも長いです。
ここは阿字ヶ浦海水浴場が近く、かつては海水浴シーズンに上野から臨時急行「あじがうら」がここまで乗り入れていて、それに対応するためと聞きました。

列車を1本見送って駅のベンチでひとやすみ、列車が出たばかりで駅を訪れる人も少なく、この空間を独占です。
天気もいいし、気持ちいいなぁ。

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駅にはかつてここを走っていた気動車が展示されていました。
もう少し、手を入れてきれいに保存してあげてほしいです。

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さて、列車が入線してきました。
これにのって那珂湊駅をめざします。

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那珂湊につきました。
この駅には車庫があるのと、昔駅ネコが住みついていたので、このデザインなのですね。

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クラシックな駅名標もあります。

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駅の中はこんな感じ、とても郷愁を誘う、懐かしい感じがします。

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おや?駅構内にフォークギターの調べが響きます。
見れば、ギターを片手に懐かしいフォークソングを歌う方が。

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70年代のフォークソングにしばし耳を傾けます。
演奏の合間にお話をうかがいました。
この方はみなと源太さん。(もちろんステージネームです)
「おらが湊鐵道応援団音楽部」の活動として、もう14年も那珂湊駅の構内をステージとして活躍されているそうです。
ゆさっちのご先祖様発祥の地を歌った『導かれ庄内』という歌も一節歌っていただきました。
感激です。

そして奥様も加わりデュオで美しいハーモニーを聞かせていただきました。
こういう取り組みっていいですね。
長く続けていただきたいです。

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さて時刻はちょうどお昼。
お腹も空いてきました。
ここまできたら、この季節、あんこう鍋ですよね〜♪
でも意外とお一人様OKって少ないんですよ。
みっけたのがこちら。
春日ホテルのレストラン「浜辺」

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まずは、「ルネッサーーーーーンス!!」(出た)

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鍋ができるまであん肝と鞆和えで一杯です。
あん肝は濃厚な味わい、鞆和えは煮こごり状で絶妙な食感で、辛口の白ワインに合いますなぁ。

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あんこう鍋もそろそろ食べ頃。
こちらの鍋は味噌仕立てですね。
はふはふしながらいただきます。

まず、あんこうの身がたっぷり入っています。
あんこうの身っていうと骨だらけのイメージがありましたけど、ここは心配御無用、思いっきりむしゃぶりつきます。

あん肝は生もよかったけど火を通すと、一層濃厚に、そのほかの皮などの部位もしこしこ、コリコリで絶妙の食感。
こりゃ、ワインが進みますわぁ。

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シメはおじやで、濃厚で複雑な旨みが・・・もう最高です。

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さて、活動再開といっても、午後は各駅を淡々と回ります。
この路線は単線なので、上り下りを互い違いに利用して回るのが効率的です。

磯崎駅、駅名標はおいも?サツマイモの名産地なのでしょうね、ゆさっちも勝田駅でおいものお菓子をお土産に買いました。

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このあたり、海が車窓にちらほらと見えます。

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殿山駅
その佇まいから、かつては有人駅だったと思われます。
改札口には今にも駅員さんが出てきそうな雰囲気が。
駅名標は菊ですかね。

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平磯駅
近くに海水浴場があります。
駅名標は海水浴場に浮かんでいる「くじらのだいちゃん」、あと車窓からパラボラアンテナが見えたのでそれでしょうね。

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中根駅
よく沿線随一の秘境駅と紹介されますが、駅横の踏切はひっきりなしに車の往来があり、そういう雰囲気ではないです。
小駅ですが、駅の花壇には地元の小学生により、真冬でも花が植えられていました。
駅名標は近くにある古墳に由来しているようです。

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金上駅
「金運が上がる」という縁起駅名で有名らしいですが、それに乗っかった企画はないようです。
無人駅ですが列車交換可能。
駅名標は近くにある自衛隊の駐屯地に由来しています。

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高田の鉄橋駅
2014年にできた新しい駅です。
駅近くの小さな鉄橋が駅名の由来とのこと。
駅名標もそのものズバリですね。

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工機前駅
駅前に工機ホールディングス(旧日立工機)の工場があります。
駅名標は電動工具などを作っている同社に由来ですね。

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で、全駅下車を達成して勝田に戻ってまいりました。

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ここからは帰路、ひたち21号でいわきまで

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1時間の間にお弁当2個、どちらも美味しかったですよ。

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いわきからはまた高速バスで

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てなわけで、一日のんびりひたちなか海浜鉄道を堪能してまいりました。
何の変哲もない路線ではありますが、ローカル線にしては比較的本数が多いですし、全ての駅にベンチと飲み物の自販機が整備されているので、どなたでもローカル線巡りがしやすいと思います。

また、沿線には海水浴場や那珂湊おさかな市場、ひたちなか海浜公園など魅力的なコンテンツもあります。
これらに対するメインルートとはなっていませんが、たまにはのんびり鉄道で行ってみませんか?

ではまた、次の旅でお会いしましょう。
ばいちゃ!

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