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原因探求その2

例えば…65歳 男性 飲食店 と仮定します。

ぎっくり腰をやりました。

痛くて痛くて病院へ行きました。
レントゲンなど検査をいろいろしてくれました。

【病院の対応】

Aパターン
骨に異常がありますねー、ヘルニアですね。
それが原因で、痛みが出たのでしょう。
まぁ手術するほどではないので、痛み止めと湿布を出しますから、様子をみて、リハビリに通って下さい。

Bパターン
骨は大丈夫なので、筋肉の炎症でしょう。
痛み止めと湿布を、出しておきますね。
しばらく安静にして下さい。

基準は骨に異常があるかないかで判断される事が多いです。

【当院の対処法】
頭の位置、肩の位置、腰の位置を調べます。
それにより頭部から背中、腕、腹部、下半身にいたるまで、どこで何が緊張しているのか、を調べ問題が筋肉なのか体液(血液、リンパ液等)なのか骨なのか〇〇なのかなど、いろいろ調べます。
問題を特定したら、それを解除する方法を思考し、施します。

【原因】

①普段から5キロ程度の物を持ち上げる動作があるので、その繰り返しで疲労からくるものでしょう。

②いつもよりも重たい荷物を持ち上げたことによるギックリ腰のようなものでしょう。



この2つは、本当に原因でしょうか

①の場合、何十年も繰り返してきたのに、今更疲労ですか?去年と今年で、そんなに違うのでしょうか。
いつもの持ち方と違ったのでしょうか。
仮にそうだとした場合、疲れているのに気づかずに、痛みが出るまでその行動をしてしまったのは、なぜでしょう?

②の場合、いつもよりも重たいならなぜ持ち方を変えなかったのでしょう?このまま持ったら腰やどこかを痛めるという感覚が鈍ったのでしょうか。本来、人は自分の能力を理解していますので、どのくらいの重さなら持てるか、など手で触ればわかります。それにも関わらず、持てない物をもってしまったのは、なぜでしょう?

これは、①も②も似たようなところに辿り着きます。

捉え方をぐるっと変えます。
いいですか?
ぐるっとですよ!



重たい物を持ったから、腰を痛めた


ぐるっと変えると?


腰を痛めるために、重たい荷物を持った

それは、腰を痛める必要があったから、無理をした。です。


このように捉え方を変えると、見え方がかわり、解釈がかわります。
なんのために、この人は腰痛をやったのでしょう。ここからは対話療法で導きだしていきます。ここから先はこの男性専用の答えなので、今回はご想像におまかせします。

この答え、ご自身で導き出す方法もあります。知りたいですか?

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