私の可愛いおチビさんが来てから
彼が我が家へ来たのは3年前。
保護カフェから車に揺られて知らないお家へ連れてこられた彼は、怯えてなかなかキャリーケースから出てこれなかった。
足を踏み出しては戻りを繰り返し、ここはどこ?と困惑していた。
お迎え記念にスマホでその様子を動画に撮っていた夫は、このとき「怖がってるでしょうが!」と私に怒られたことをいまだに根に持っている。
確かにそのために彼が一歩を踏み出す瞬間を記録に残し損ねたのだが、私はもう怯える子犬を守る母犬のような神経の尖ようだったのだ。
まぁ、彼は子犬では