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50代の英単語の覚え方 育てる単語カード準1級編

単語帳をどれだけ高速で回しても、まったく英単語が覚えられません。本当に見ているだけで覚えられるんでしょうか?信じられません!

たくさんの英語学習法の本を読み漁り、何年も苦しみぬいてようやくたどり着いたのが、高齢者にやさしい単語カードです。
単語カードの表に英単語・発音記号・和訳を、そして裏には英単語だけを書きました。

準1級の問題集からわからない単語を集めて700枚ほど作りました。

覚える手順は次の通りです。

①4枚ずつ手に取り、常に表面だけを見て、繰り返しめくり、発音を覚えます。この時に英単語の下にある和訳も目に入るのでサブリミナル効果でなんとなく和訳も頭に入ります。しばらくめくり続けて、発音がわかったら和訳を声に出します。これを数分間繰り返します。

②次に裏面だけを見て、英単語の読み方と和訳を思い出します。ここで覚えているものと覚えていないものを振り分けます。覚えてないものは、後でまとめて覚えなおします。

③一日で完全に覚えられる訳もなく、しばらく時間がたつと半分以上忘れてしまいます。ただ、何度もこの作業を繰り返しているうちに裏面を見た瞬間に和訳が浮かぶ単語が増えました。

④それでもどうしても覚えられない単語があります。そこでChatGTPに「次の英単語のよく使われるコロケーションを教えてください。」と質問して、単語カードの表面に書き込んでいきました。

⑤ようやく8割ほど覚えたのですが、まだ覚えられない単語があります。またChatGTPの出番です。「次の英単語の典型的な短めの例文を教えてください。」と質問して、今度は単語カードの裏面に書き込みました。

ここまでやたらに手間ばかりかかっています。「そんな暇があるなら何度も繰り返し見て覚えてしまう方が早いのではないか??」と言われてしまうかもしれません。でもしかし、そんなことができるのは若いうちだけです。

50歳を過ぎるとすでに脳細胞がどんどん死滅しており、記憶力などというものはありません。買い物に行っても「はて、俺は何を買いに来たんだっけ?」と途方に暮れることがよく起こります。「お客様、何かお探しですか?」とお店の人に聞かれても「はい、何を買いに来たのかを探してるんです。」と答えなくてはいけません。

やはり何度も調べて何度も書き込んで手間をかけていくと、「何となく知っているような気がする」単語が増えていきます。諦めずに粘り強く繰り返しているうちに、いつの間にか意味のわかる英単語が増えていきました。

それでも恐ろしいことに、時間がたつとまた忘れています。一体いつになれば完璧に覚えられるのでしょうか・・・

参考までに見本を添付します。
私はダイソーのA4の画用紙に印刷しました。数が多くなると始末が悪いのでカレンダーポケットに入れて整理しています。

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