The Weepies "Not Dead Yet" 洋楽和訳

The Weepiesは、マサチューセッツ州ケンブリッジ出身のシンガーソングライター、デボラとスティーブの二人からなるインディーフォークデュオだった(2020年離婚→解散)

二人には3人の息子がいて、5枚のアルバムを作った。解散まえは、子どもたちを連れて、家族でトレーラーで全米ツアーに出ていて、私にとって理想のカップルだった。2016年SFで二人のショーを見たときは、二人は素敵なカップルに見えたけれど、二人は2020年に離婚している。離婚のニュースを聞いた時は悲しかったけれど、そのサインともいえる曲は既に世に出ていたから、驚かなかった。

この曲は、スティーブのデボラへの歌、だと理解している。乳がんとトラウマを患っているデボラ。カップルとしての危機を感じている。寄り添いたいけれど、彼女が必要としているのは一人の時間。だから時間を潰すためにドライブに出る。彼の必死の努力は彼女には響かない。夫婦だって、他人同士なのだ。そんな切ない曲。



The Weepies " Not Dead Yet "

It′s hard to say what you mean to me
僕にとって君が何なのか
言い表すのは難しい
Everyone is scenery
人々は皆景色に過ぎないんだ
So you take a late-night drive alone
だから深夜に一人ドライブするんだ
Trying to get home
家に帰るため

Ohh come on come on come on
ああどうか、頼むよ
Give me a sign, a light
何かサインをくれよ、希望の光でもいい
'Cause there′s another way
That I'd rather be
だってこんなことしなくていいなら
したくない
If I could only get you alone
ただ君を一人にしてあげられるなら
It's an inside joke that I never get
自分でも理解できない、ジョークをつぶやいて笑う
And I′m dying inside
僕の心は死にかけてる
But I′m not dead yet
でもまだ死んでない

Everyone is beautiful
人々は皆着飾って綺麗で
Traffic like a funeral
渋滞は葬列のよう
And everybody tries to keep in touch
Through the radio
そして皆ラジオを通して
誰かと繋がろうとしてる
Ohh come on come on come on
ああどうか
Give me a sign, a light
何かサインをくれよ、希望の光でもいい
'Cause there′s another way
That I'd rather be
だってこんなことしなくていいなら
したくない
If I could only get you alone
ただ君を一人にしてあげられるなら
It's an inside joke that I never get
自分でも理解できない、ジョークをつぶやいて笑う
And I′m dying inside
僕の心は死にかけてる
But I′m not dead yet
でもまだ死んでない

I guess you would say
You still don't mind
きっと君はどうでもいいって言うんだろうな
Nevermind the years
Of wasted time
何年無駄にしても気にしなくていい
I see you blush
君が赤くなってる
Later on, after everybody
Else is gone...
皆帰ってしまった後で

Waste it on a Saturday
土曜を無駄にする
Join the great majority
大多数の人たちに加わる
All the ways I tried to keep in touch
You'll never know.
君と繋がろうと僕のしているあらゆる努力を、君が知ることは無いんだろうな
Ohh come on come on come on
ああ頼むから
Give me a sign, a light
何かサインをくれよ、希望の光でもいい
'Cause there′s another way
That I'd rather be
だってこんなことしなくていいなら
したくない
If I could only get you alone
ただ君を一人にしてあげられるなら
It's an inside joke that I never get
自分でも理解できない、ジョークをつぶやいて笑う
And I′m dying inside
僕の心は死にかけてる
But I′m not dead yet
でもまだ死んでない
Ahhh, oooh (x3)

Writer(s): Talan Deborah R, Tannen Steve

翻訳:Olga

二人の活動は、デボラの乳がん→サバイバル経験を無くしては語れない。デボラ自身は、カップルとして6年ほど問題を抱えていたと言っているし、子供の頃のトラウマ体験を癒すため、一人になりたいと思ったようだ(離婚を切り出したのはデボラのようだ)

"Deb struggled with mental health issues (Childhood Incest Survivor, music has helped, and so have many blessed healers) and relationship issues for 6 years, got divorced from Steve."

https://debtalan.com/about/

カップルでも、彼女の皮膚の下で起きたことや、過去の痛みは、彼女以外には分からない。誰のせいでもなく、彼女は乳がんを経験して、変容したのだろう。そして変容前には戻れないのだ。

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