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保育士さんの姿勢から学ぶ、子どもとの関わり方


先日、地元の子育て支援センターを利用した。
そこでは、現役の保育士さんも一緒に子どもと遊んでくれるのだけど、
子どもが遊んでいるときにかける言葉って、勉強になるなぁ・・・と思うことがよくある。

自分もマネしてみよう!と思ったことのひとつが、「同調」だ。
そんなの当然じゃない?基本中の基本だよ!と言われてしまいそうだけど、
私の考える「同調」は浅かったなぁ、と。
(ちなみに同調の意味は、
“他のあるものに調子をあわせること。他と同じ意見・態度になること“
だそう。)

この日、息子が本棚から、絵本をポイ、ポイ、と
あれこれ出しはじめたのを見て、
保育士さん:
「絵本、いいよねえ〜。たくさんあるね。先生も絵本大好き」
すると息子が保育士さんの目を見て笑いながら、自分の手と手を合わせてパチパチしたのだ。
話せなくたって、やっぱり言葉や態度って通じているんだなぁ・・・
と思った瞬間だった。
あと、なんていうんだろう、子どもと“目線“をあわせているし、
子どもが興味を持っていることに対して
“信頼している“というような雰囲気が感じられて、
見てる自分まで心がホッと温かくなった。
言葉だけでなく保育士さんの態度からそれが醸し出されていたのだと思う。

私も普段から、息子のやることを否定せず同調しているつもりだったが、
目線が一緒というよりは、
「母親目線」で同調している感じだなと気づいた。
それがダメなわけではないだろうけど、
保育士さんがかけた言葉は、もっと息子に近い感じだ。


保育士さんの今回の声かけを参考にするとしたら、
例えば、
最近息子がハマっている、シリコン素材のストローの先を人差し指でツンツンすることについて、
●私のこれまでの声かけ↓
「ツンツンしているの〜?触感がおもしろいのかな?」

●保育士さんの声かけをマネると↓
「触った感じ、おもしろいよねぇ〜」「不思議な感じがするよねぇ〜」
という感じかな?




“あなたのこと、受け入れていますよ“のサインはとても大事だと思うし、
「信頼している」という姿勢。これはすごく大切な気がする。
思い返せばあとのき私は心の中で、「絵本破いたらどうしよう」とか、
「舐めちゃったら・・・」と内心焦っていた(笑)
(そう考えてしまうのは自然なことなんだろうけど)
でも、気づけてよかった。
何をするにも、全て受け入れる。難しい場面はもちろんあるかもしれないけれど、なるべくそうしたい。と感じた。

これから子育てを通して培っていくことでもあると思うが、
“全信頼“で、子どものことを見守れる親になりたい。

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