全てを包み込む母の手のように
寝かしつけが終わって、眠る息子の横で一息ついている今、思うことをかいてみる。
世の中の親というものは大概そうなのかもしれないけれど、すやすやと眠る息子の顔をながめるのが好きだ。
ぼーっと見つめていると、ときどき自分の幼い頃を思い出すことがある。
私もなれているのかな?
あの時の母のように。
おでこを優しくなでる手。
ぬくもりと、大きな安心の中で
あったかく包まれて
深い眠りに誘われていく。
“大丈夫だよ“って言いながら
痛いところを優しくさすってくれる手。
それはまる