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「99%の日本人がわかっていない新・国債の真実」(高橋洋一)
を読みました。

これまで、経済についての本はいくつか読みましたが、この本が一番わかりやすかった。

日本経済や国策を考えるときに、国債と国家財政についてどう現状を認識しているかはものすごく重要です。

マスメディアには、財務省が喧伝する財政破綻論が溢れています。
しかし、国債の金利が低くても金融市場から必要とされているのは、金融市場からリスクが低いとみなされている証です。
さらに、バランスシートは統合政府でみなければ実態は見えないということも大事です。

国債は金融市場におけるカネの役割を果たしているため、量を適切に調整することが大事でもあります。減らせばいいものではありません。

そして、未来への投資としての教育国債はぜひやるべきだと思います。子どもへの投資を将来の税収で回収するという点で、とても理にかなっています。
少子化対策の財源はあります。


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