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「マーケティング」を意識した。「強い営業」になるために。通信制大学で学び直しも検討。理論と実践、あとは快感。

営業職として10年勤務。
今のところ、特に転職を意識しているわけではありません。
しかし、昨年の夏から特に、自分はどのようなスキル、技術を身につけてきたのかを考えることが多くなってきました。
その時たどり着いたのが、「どうやら私は『マーケティング(の一部)』をやってきたようだ」ということでした。
というより、「マーケティング感覚」が必要なことを「求められていた」という方が正しいかもしれません。
この記事では、私が今まで取り組んできた営業内容から、「スキル」について考えていること(きっかけ含む)と、今後その「スキル」をどう展開させたいかを記述します。

①「利益」を意識して、価格を考える

2年前くらいから会社の方針が変わり、売上重視から利益重視にシフトしてきています。
その際、私が所属する事業所で注視されたのは、価格改定、サービスの有償化、効率化でした。
その中で私が意識してきたことは、
値上げや有償化の場合、顧客にはなぜこの金額なのか、その妥当性を考え、
常に「適正価格」であることをいえるように、
あらゆる物に「値段=価値」をつけられる方法を考えてきました。
効率化に関しても、「費用対効果を考え、価値を上げる」方法を
考えるようにしてきました。
これらを私は「適正価格の啓蒙」と呼ぶようにしました。
そして、価格の決め方、考え方をもっと体系的に勉強したい、身に着けたいという気持ちが芽生えてきました。

②価格設定=マーケティング

なんとなく、今の仕事に役立ちそうな知識、資格を取り入れたく、今まで各種公的資格にチャレンジしてきました。

その中で、昨年勉強した「リテールマーケティング」や、「ビジネスキャリア(営業)」には、「価格政策=マーケティングの一種」に関する項目がありました。

「価格政策」には、価格の「戦略的な決め方」が織り込まれておりました。

この分野の勉強をすることで、「なぜ価格改定をするのか」、「今提供している商品、サービスをどう位置づけたいか」を考えさせられました。
今取り組んでいる各種課題も、単に会社から課せられたノルマとして価格改定をするのではなく、「この商品はどういうものだから」「こういう価値があるから」を意識して取り組むきっかけにもなりました。

特に値上げに関しては、社会状況を踏まえてロジックを組み立て、自分の意志も織り込み、それを説明(価格改定の啓蒙)しました。
その結果、顧客に認めてもらえた際には一種の快感を覚えました。

もともと「マーケティング」というと、「市場調査」や、「商品企画」などをイメージしていました。しかし、営業も「価格」を考えているので、必然と、マーケティング感覚をもった活動をすることを認識しました。

③今後も「適正価格」を追求したい。

このように「価格改定=適正価格の啓蒙=マーケティング(の一部)」を遂行させることが、私の営業に関するスキル(テクニカルスキル)の一つではないかと、考えられました。

今まで力を入れて取り組んできた「適正価格の啓蒙」をもっと極めていきたいと思いました。

余談ですが、数年前、事業所長が掲げた目標の一つに「強い営業になる」というものがありました。
この意味に、なんとなくかっこいい、良いイメージを持ち、憧れました。
但し、当時は漠然とイメージだけとらえ、具体的な理解が出来ていませんでしたが、最近の取り組みの中で、だんだん「強い営業」の意味がわかるようになりました。
それは、「強気で売れる(決して傲り高ぶる意味ではなく)」、(適正な)売り方を知っている」ことで、さらに「利益を出せる」ことだと考えました。

④理論と実践

前段ではどういう勉強をしたいか記述しました。ここでは「どう勉強をしていくか」を考えます。

現職では「実践」する場はたくさんあります。
しかし、客観的な知識、理論も蓄えていきたい(我流に偏らないように)とも考えています。

そのため、今後も資格の取得のみならず、これを機に経営系の分野が学べる通信制大学(3年次編入)への入学も考えてみました。

何事も上達するためには「理論と実践の繰り返し」だと考えています。

今の仕事に活かせるものはもちろんですが、趣味として「勉強する快感」も味わいながら、好きな分野を選択していきたいと思います。
また、最近では社内の同僚にも価格設定のロジック等も発信することが多くなり、ますます我流ではなく、理にかなった、各人が受け入れやすい内容であることも意識する必要があるとも感じております。

※立派「そうな」ことを書いていますが、ハマる資格や勉強もあれば、その逆もあり、今まで挫折した勉強も多数あります。

続く

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