この世を彷徨う憐れなマイナス波動体(幽霊)達の特徴

多くの人の肉体の目には見えないものの、この世には生前にあまりに重いマイナス波動を作り出してしまったばかりに、それに自らの魂が囚われ成仏しそこなっている存在が多数彷徨っている。

こちらから観るとそのマイナス波動体の1つ1つは孤立しているか、同質の波動を持ったより弱いマイナス波動を持つ存在を吸収し霊団を形作っている事がある。
またマイナス波動体と気・波動の合う人間がいることは非常に稀なことなので、そんな気の合う人間を見つけると磁石に吸い付くように取り憑いてしまっている事もある。
気の合う人間と遭遇する事は非常に稀であり、数年~数十年間話し相手のいなかった者がようやく話し相手を見つけて必死に喰らいついて来るのに似ている。
目が合うと憑いてくるというのはそんな事情がある。

あの世に行きそびれてこの世に留まってしまった霊体は幽霊と呼ばれるマイナス波動体となり、軽いマイナス波動ならばある程度の期間で消化して自身の波動レベルに応じたより高い波動レベルの霊的階層へ自然に引き寄せられていく。

しかし多くの人間が感じられるレベルの強力なマイナス波動体になってくると瘴気を放つようになり、現実面や物質面において悪影響を及ぼしてくる。
その行いが更なる悪循環を招き、マイナス波動体は更なる苦境へ堕ちていく。
あまりに強烈なマイナス波動体になると身動きが取れなくなるようで1箇所に留まっている事が多いのだけど、その周囲の有り様といえば廃墟化するか見るも無惨なものへと成り果てている。
マイナス波動はそれに応じた場所へ居着くか、その場所をマイナス波動の居着きやすい荒れ果てた場所へ変えてしまう。

物が散乱し荒れ果て、カビ臭く澱んだ空気の溜まった場所こそマイナス波動体にとって安定出来る場所に他ならない。
なので家内が散らかって掃除出来ておらず、空気の入れ替えもほとんど出来ていないとマイナス波動体が溜まりやすくなり、そこに住む人達の精神状態はマイナス波動体の影響を受け落ち込んだものへと変化していくので「整理・整頓・清潔・清掃」の4Sはより良い人生を送る上でとても大切な事だと思います。
部屋の空気を毎朝入れ換えるだけでも軽いマイナス波動体は外へ流れ出て行きます。
掃除して整頓するだけでも居心地悪くなるのか出て行きます。

マイナス波動体はもはや生きている人間ではないので守護霊も何もついておらず、ただただ荒れ果てた精神状態があるのみの救いも助けもない状態です。
さらにマイナス波動体は感受性も著しく低下している事からか、他のマイナス波動体をほぼ感知出来ておらず完全孤立しています。
マイナス波動体同士がわずかに波長が異なるので、そのわずかな差でさえ大きな壁となりお互いが認識出来ないのでしょう。
※マイナス波動レベルが深まるほど、同種のマイナス波動体だとしてもわずかに異なる波長の存在を感じ取るのが難しくなる。

マイナス波動体なのでお互いが反発し合い交われない事もあると思われますが、この広い世界のどこにも話を聞いてくれる人も助けてくれる人もおらずひたすら孤独と暗い波動に応じた暗い思考があるのみなので重度な鬱状態または錯乱状態に陥っていることがほとんどの様であり、そのような状態になると耐え難い苦しみからか恨み・悲しみ・自己憐憫の念しか湧いて来ないようです。

そこまで堕ちてしまうともはや悪霊としか呼べないものに成り果ててしまい、助かりたくて稀に気の合った人間を頼ろうとしても頼った人間が強いマイナス波動・瘴気に当てられて精神状態に異変を起こしてしまうか、不運な場合には自死させてしまうこともあります。
そして更なる逆境へと繋がる果てしない悪循環。

このようにほとんどのマイナス波動体・幽霊達は非常に救われがたい境涯に身を堕としています。
自然界のプラス波動によりいつかはそのマイナス波動も打ち消されることかと思われますが、それが何十年何百年先の事なのか。
それとも高い波動レベルの存在が属する階層の存在達が助けに来ていることもあるかもしれません。
ごくまれに高レベルなプラス波動体が存在しているのは、そんな理由からなのかも。

生きて肉体を持ちつつ存在している我々人間は、目に見えないながらもそういった世界と同調・共鳴し合いつつ瞬間瞬間を生きています。
それを意識しつつ強く健やかな人生を送り、ロクでもない存在とは出来る限り無縁に生きていく事がとても大事だと思います。

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