自己顕示欲と、無償の愛と。
ネットのどこでか忘れたが、「人に親切にしてありがとうを欲しがるのは卑しい」と書かれた記事があった。わたしはその記事に腹が立った。
ありがとう、欲しがって何が悪いの?と。
そこで、やさしさについて考えてみた。
やさしさには大きく分けて二種類あると思う。
1.無償の愛からくるやさしさ。
2.自己顕示欲からくるやさしさ。
1は本当に、自分がやさしくしたくてたまらなくてしてしまう。その人の笑顔とか、喜んでる姿を想像したりしてしまうけど、現実にならなくても大丈夫。
2は、自分が人にやさしいなーって思われたくてしてしまうやさしさ。「ありがとう」「やさしいね」って言われたくてしてしまう。
わたしが上の記事に腹を立てたのは、自分のやさしさが2だったからかもしれない。
でも、それは仕方ないこと。誰にでも無償の愛のやさしさなんてふりまけない。相手によるのだ。たぶん相手もやさしいか、相手のことが好きだからできるんだと思う。
それ以外の人からは「ありがとう」って言われないとまたやさしくしようっていうふうに気持ち動かないよ。何も言わないでずうずうしいな、もうやさしくすんのやーめた、とか思っちゃう。そんなにできた人間、世の中にあまりいないよ?
何が言いたいのかと言うと。
やさしくされたらありがとーって言おうよー( ;∀;)
それが唯一の相手への報酬なんだとしても、相手はもらってうれしいもんだよー。
何かされたらお返しするのって悪いことじゃないと思うんだけど。
と、やさしさを何回も母に無視されたうぐが言ってみる(笑)
うぐはそんなにやさしい人間ではないから、たまにしか出さないやさしさを認めてもらえるとすごくうれしい。だんだんそのうち、その人に何でもしてあげたくなっちゃう。人がする無償の愛って、ある程度段階ふまないと得られないと思うんだよね。だからそのためにわたしは何かされたら「ありがとう」って言い続けます。
眠れない夜にそんなことを考えてみた。
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