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金無双急戦vs四間飛車 【第9回】〜難解、南海、南海ホークスな結果図〜

さて、【第7回】から見てる四間飛車の有力な対策も今回で終わりです。 結論から言うと難解ですし、どちらかと言うと結果に至るまでの道中を説明出来るように心がけます。 再掲第3図 前回の終わりは後手からの☖3四歩に☗4四銀は前回の終わりあたりで伝えた変化図に合流します。 今回は☖3四歩の銀取りに無視して☗2三歩と垂らす手を見ていきます。 第4図(第3図から…☖3五歩☗2二歩成☖4一飛☗3五歩まで) 第3図で無視した☗2三歩はもちろん次の歩成を見ています。後手が部分的に受けるなら

    • 金無双急戦vs四間飛車 【第8回】〜 この対策を知ってる人は通です〜

      まず更新が遅くなりごめんなさいm(_ _)m 遅くなった代わりにとは言いませんが、なるべく分かりやすく丁寧に伝えていきたい所存です笑 今回の変化は今までに比べると少しレベルアップの対策となりこれは筆者のスキルで頑張って分かりやすくします。 再掲第1図(☖1三桂まで) まず前回の終わりをおさらいしますが、☖1四歩の効果で☖1三桂と跳ねれるということは伝えましたが今回はそこからの変化や定跡や意味を見ていきたいと思います。 第2図(再掲第1図から…☗4六歩☖3四銀☗同銀☖

      • 金無双急戦vs四間飛車 【第7回】〜☖1四歩は手待ちではない

        昨日のnoteは初めての自戦記noteでした。 日をまたいで今日も金無双急戦と振り飛車の戦いを見ていきます。 さて、前回の第6回の早めの☖5一角編でしたが結局それでは後手良くないんじゃないかという締めくくりで終わりました。今回はようやく後手にも戦える展望をお伝えしたいなと思います。 再掲基本図1 第1回に戻り第1回の基本図1はこうでした。 そして、違う目線で振り飛車の☖1四歩は早急にいるものか?と考えたのが前回まででしたね。 今回は初めてこの☖1四歩のもう1つの意味を定跡を

        • 居飛車右銀急戦vsノーマル三間飛車 【自戦記解説】

          いつも、つたないnoteですが金無双急戦のシリーズのnoteを見ていただきありがとうございます。 さて、今回はいつもの定跡noteとは違い自戦記解説として出していきます。ただ、金無双急戦でも使う手筋などもありますので汎用性はあると思います。 第1図…初手から ☗2六歩☖3四歩☗2五歩☖3三角☗7六歩☖4四歩☗4八銀☖3二銀☗6八玉☖4三銀☗5八金右まで これは将棋ウォーズの10秒将棋で対局相手が六段という超強豪との熱戦になった。 普通なら勝てない相手ですが、私は序盤だけな

        金無双急戦vs四間飛車 【第9回】〜難解、南海、南海ホークスな結果図〜

          金無双急戦vs四間飛車 【第6回】〜後手、早めの☖5一角

          さて、まずひとつお詫びしないといけない。 第4回までで1度☗3五歩☖同歩☗4五桂のポンポン桂は1度終わったように見えるが、実は終わってはない。 あれは後手が悪くなる変化だがちゃんとポンポン桂されても互角に戦える世界線はある。 だが、今その後手の最善を伝えるのは早い。私はそう思い最善手順を後回しにした。 なので、先に言うが今回も含め今までのは先手が良くなりやすい変化になる。つまり、逆を言えば後手はこの変化は選ばない方がいいと思うし、これで戦えると思えば使えばいいと思うと伝え

          金無双急戦vs四間飛車 【第6回】〜後手、早めの☖5一角

          金無双急戦vs四間飛車 【第5回】〜振り飛車☗3五歩を取らない指し方

          前回までは第1回の基本図1から☗3五歩の仕掛けに振り飛車取ってしまってそこからポンポン桂から炸裂してしまった。 本当は☗3五歩を取っても振り飛車が有力な手順もあるのだが少し難しくながくなってしまうので、それは後々に解説させてもらいます。 さて、今回は☗3五歩を取らずに☖3二飛と戦いの起こってる筋に飛車を振り直した振り飛車の対応策を見ていきましょう。むしろ、こっちのが本筋の戦い方かもしれません。 では、☖3二飛編第1章を始めさせてもらいます。 第1章【☗3六飛編】 第1節〜

          金無双急戦vs四間飛車 【第5回】〜振り飛車☗3五歩を取らない指し方

          金無双急戦vs四間飛車 【第4回】〜取れる香を取らない後手〜

          前回は第3図までを見ていき後手からの切り返しに先手がどう対応するかを見ていきました。変化が分かってないと先手も怖いところでありました。 さて、第3図は☖3三角の飛香両取りに先手は飛車を成った局面です。 再掲第3図 さて、皆さんなら後手目線どうしましょう? ここでは将棋ならではの面白い格言があるかもしれません。 第4図(第3図から☖2二飛☗同龍☖同角) 通常は飛香両取りに打った角なので香を取りに行くものですが、将棋の格言にある「いつでも取れる駒は今取らなくてもいい」という言

          金無双急戦vs四間飛車 【第4回】〜取れる香を取らない後手〜

          金無双急戦vs四間飛車 【第3回】〜振り飛車も桂馬を捨てる〜

          掲載も第3回となりました。 少しのイイネでも励みになるっていうのが金無双急戦と四間飛車について研究していて良かったなと感じるので、少しでも見てもらう方に伝わりやすくしたいなと思います。 再掲第1図第2図(再掲第1図より☖同歩☗同飛☖4六歩)さて、この狙いですが色々ありそうです。 まず、ひとつは四間飛車の飛車先の歩なのでここはいつかは突き捨てたいところ。飛車先が銀と歩で重いのでまずは歩から入れるのは当然と言えば当然。 もうひとつは居飛車の飛車の位置です。皆さんもよくやられたの

          金無双急戦vs四間飛車 【第3回】〜振り飛車も桂馬を捨てる〜

          金無双急戦vs四間飛車 掲載2日目 〜ポンポン桂〜

          再掲第1図 閲覧ありがとうございます。 さて、2日目は昨日の再掲第1図の続きからここからどうなるのかを見ていきましょう。 まずこの先に桂をタダ捨てして角交換してから飛車先突破は部分的には昔からあり富沢キックやポンポン桂と呼ばれてる戦法であります。 まずは再掲第1図より平凡な☖同歩の進行を見ていきましょう。 再掲第1図より ☖同歩☗同飛☖2二歩☗3四歩☖4四角☗6六角(結果図1) 結果図1 飛車先交換をして、次に☗2一飛成を見せられてるので自然なのは☖2二歩。ここで追撃がな

          金無双急戦vs四間飛車 掲載2日目 〜ポンポン桂〜

          金無双急戦vs四間飛車

          初めまして、こんにちわ。今日は金無双急戦についてまとめようと思いnoteを作った所存です。 youtubeでエンキミ将棋ch(改)という名前で同じような内容の動画を投稿してますので興味ある方は視聴もよろしくお願いします😊 さて…冒頭の挨拶が長くなったところで本題に入りますが「金無双急戦って耳にしたことはあるけど何がいいの?」という声がたまに聞こえますがまずもって簡潔に伝えると「攻めるパターンが分かりやすい、通常の船囲いよりも寄せられにくい、相手が急戦を防ごうとしたら持久戦に

          金無双急戦vs四間飛車