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ゆびがぬけない!

子どもって予想外のことをすることありますよね。
家の中にも危険がたくさんあって
お風呂場や階段、キッチンなど
親は注意して見ていないといけないのでとても神経を使います。
我が家ではリビングで、一騒動起きてしまいました・・・。

息子が5才のころです。
アパートから一軒家に引っ越しして
1年くらい経っていました。

息子に重度知的障害があるので、
子どもがいたずらすると、危険なものには
特に気をつけていました。

変わったものに興味をしめす息子は
リビングのドアをよく開けたりしめたりして
ドアストッパーの動きを近くでよく観察してみていました。

ドアを開けるとマグネットで ”カチッ” と音がして
ドアがとまるのがおもしろかったようです。
さわって確かめたりしていました。

わたしも様子はみてはいたのですが
特に危険ではないと思ってみていたのですが・・・。

ある日のこと、いつものように
息子はごろごろ寝転びながら
ドアを開けたりしめたりしながらドアストッパーを
近くでみていました。

いつもの事なのでわたしもそんなに気にしていませんでした。

少し目をはなしたとき

大きな泣き声が聞こえてきました。

「 えーーーーーーーん。 」

わたしがびっくりしてかけよると
ドアストッパーにある穴にゆびを入れてしまって
ぬけなくなっているではありませんか!!

何回もぬこうとしましたが、ぜんぜんぬけそうもありません。
( おおきなかぶではありません笑 )

わたしはスマホで検索して
石けんを使ってすべらせる方法をためしてみたり、
ゆびに糸を巻いてみる方法を、ためしてみましたが
どれも失敗でした💦

とにかく身動きがとれなくて泣きわめく息子をなんとかしようと
ドライバーで床についているドアストッパーごとはずしました。

なんとか泣き止みましたが、
ドアストッパーをゆびにつけたままの手をみて困ってしまい😣
実家に電話してSOSしました。

「 どうしよう・・・ 」

「 消防署は? 聞いてみたら? 」

消防署?!
消防署は思いつきませんでした。

電話してから、すぐ消防署に向かいました。
わたしも ”助けてもらえる” と思うと少し落ち着きを
取り戻してきました。

消防署の中に案内され、消防士のお兄さんから説明を受けました。
どうやって取るんだろうと思ったら

ゆびわのカッターを使いました。

ドアストッパーと指のわずかなすきまに器具のほそい先端をさしこみ
ゼンマイを回すようにネジをまわして少しずつ金属の部分を
削っていくのですが、それが理解できない息子はおおさわぎ💦💦

おとなしくしてさせてくれれば、早くすんだのかもしれないですが
器具をセットするのも大変で3人がかりで押さえながらなんとか
少しずつ切っていきました。


ゆびわの場合は一カ所切ればとれるみたいですが
ドアストッパーはとれなかったので、
反対側も切ってなんとかはずれました!!

「 よかった~!! 」

終わったあとはみんな汗だく💦💦
消防士さんたちもいっしょによろこんでくれていました。

息子のゆびは真っ赤になり、ドアストッパーのあとが
くっきり残っていました。

あばれる息子をなだめようと優しく声をかけてくれたり
ゆびを傷つけないよう、慎重に作業してくれた消防士さんたち。
ほんとうにお世話になりました。

この騒動のあとから、定期的に
危険箇所をチェックするようにしています。

小さいお子さんがいる方は、お気をつけください!!












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