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涙の1才6ヶ月検診。

友だちに紹介してもらい病院を受診したら、
息子は ”発達遅滞” ”低緊張” と診断されました。

低緊張とは、じぶんの体を支えるための筋肉の張りが
弱い状態のことをいいます。

首のすわりが遅かったり、なかなかおすわりができなかったのは
低緊張が原因でした。
運動機能におくれが出るだろうと
いわれました。

MRIの検査も異常はなかったので、とりあえずリハビリを
はじめることになりました。

1才でまだほとんど自分で移動できなかった息子はリハビリを始めても
泣いてばかりで何もできなくて、週に1度のリハビリに通っても
意味があるのかな・・・とホントにこころが折れそうでした。

リハビリに通いながらむかえた1才6ヶ月検診・・・。

ちょうど引っ越しをしたばかり。
検診会場が今までとは違う場所、保健師さんたち・・
わたしもちょっと不安でした。

検診会場は広くて人数もおおくて、とてもにぎやかでした。

おもちゃをみつけた息子はずりばいでゆっくりおもちゃに
向かっていきました。

まわりを走り回る子どもたちと、ずりばいでおもちゃに向かう息子。


・・・・・こんなにちがうの?

もう病院で診断も受けてるし、リハビリだってはじめてるし・・・。

息子の遅れを受け入れていたつもりが、
現実を目の当たりにして、息子を抱きかかえて動けない自分がいました。

まわりの人には、どう見えているのだろう。
同じぐらいに生まれたとは、思えないよな・・・。

その後は息子を下ろすことができず、ずっと抱っこしていました。

保健師さんに、「何か困っていることはない?」と聞かれましたが、

「困っていることはないけど・・・、今つらいです・・。」

となんとか伝えたとたんに涙があふれてきました。


全然受け入れられてないじゃん・・・・・。


乗り越えていかないといけない。
泣いていられない。
強くならなきゃ。

そう決めた日になりました。

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