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Number_i「BON」衝撃の裏で愛情に満ちたメッセージの数々を発見
一見「BON」は強気な歌詞だ。
けれどその歌詞の裏のメッセージは、優しい愛情に満ちた彼らの宣誓だとも受け取れる。
Mステで完全初お披露目された、Number_iのBONを初見で観たときの衝撃がすごすぎて、理解したくて個人的に歌詞解釈、考察をしてみたら、優しさに包まれる歌詞の内容にいきついた話。
和の衝撃
(前置きが思いのほか長くなったので、サクっと読みたい方は、歌詞解釈に飛んでください。考察は1番まで、念のため超個人的解釈です)
2024.5.17
事前情報で盆栽がテーマだって言うことは知っていて。
ん?どういうこと?なんて思いながら、ドキドキわくわくの初お披露目をテレビで視聴。
いや、びっっっっくりした!
斬新でありながら、和!!ジャパニーズ!すごい!
音楽、パフォーマンス、照明もカメラワークも全部素敵!
専門知識なんてない私の、純粋な感想がこれ。
なにがびっくりしたかって、盆栽とは聞いてはいても、ここまで和を取り入れると思っていなかったこと。まさにジャパニーズHipHop!
マジで衝撃。しかも、あの曲中の展開の多さよ!!
キラキラ王子様ソングでもないし、万人受けする曲ではないかもしれない。
しかし海外展開って銘打つ楽曲の中には、それKpooじゃん・・・っていうもの。ただ全編英語詞なだけじゃない?(知らない人間が勝手に言っています)という曲が多いイメージの中に表れたこの曲。
ここまで日本語のメタファーで遊び、日本の伝統楽器を取り入れ、日本文化の振りを取り入れた楽曲って観たことない。知らない。
まさに和の衝撃。いやぁ、初めての感覚。言葉にできない感動。本能で好き。
Made in Japan.アニメのように日本語と日本文化を起点に、広い世界へ旅立つ。この和を起点とした衝撃がすごかった。
MVはさらに日本を感じる視覚効果満載なので、未視聴の方はぜひ観てほしい!!
それと純粋にダンスもすごいと思うので、ダンス好き方にはぜひにこちらを。
歌詞解釈と考察に至った理由
英語も話せなければ、ダンスもわからない私がなぜこの記事を書こうと思ったかというと、その和の衝撃がすごかったから。
歌もダンスもわからない側からすると、楽曲の解説動画って楽しみ方が増える、すごくありがたいもので。
そんな感覚で役に立てばいいな、誰かにこの楽曲がより目に留まったらいいな。3人の応援に少しでもなったらいいな。
その思いで私なりに、感じたことを書き留めたいと思ったからです。
愛のこもったメッセージじゃね?
あと、どうしても強気なメッセージに目が行きがちだけれども、実は謙虚で愛情豊かなメッセージを私は感じたから、それを書き留めたかった。
彼らが良く口にするチャレンジしたい。けれどきっと失敗もある。その言葉がブレずに伝わるから。
「(再出発の)ここからまたチャレンジしながら、楽しんでもらえる音楽を楽しみながら作っていくね。(ファンも)一緒に楽しんでくれたらいいな」歌詞の強気と裏腹な、謙虚で優しいブレないメッセージを感じるから。
なぜそう受け取ったのかを、以下から個人的な歌詞解釈として残そうと思います。※以下、UTA5歌詞より引用
歌詞解釈
王者が掻っ攫う 頑丈に閉ざした君のハートを奪う
「色々な(悲しい、哀しい)思いを抱え込ませてしまった君(ファン)を、ここからまた楽しませるよ」
地位名声より大事なもの Let’s GOAT
あーでもないこーでもない 言いながら制作
SHAMI BEN BEN BEN
「地位や名声より大事なことは、自分たちが思う最高の楽曲を、まだまだ未熟だけれど、沢山試行錯誤しながら作っていくこと」
・greatest of all time、スラングで史上最高(彼らNumber_iのデビュー曲タイトルでもある)
・制作→英語詞ではworking。に加えておそらく次の「SHA」にも言葉がかかって➔制作、製作者、作り手
・SHAMI➔沙弥は修行未熟な僧
・SHAMI BEN➔三味線で楽曲かな、と。
もっとデケーことしたいから
みんなの笑顔が溢れる My Life
「もっと大きなことをしたい。みんなの笑顔が溢れることが生きがいだから」
We Make Bonsai
3人の天才 風来坊 Notアイドル
No No 世界を背負う Bad Boy
「ここからまたアーティストとして、葉を伸ばすように成長していく。
最高の楽曲で世界を背負っていくんだ」
※紙面interviewにて、盆栽と自分たちのありかたを重ねていると語っている
乗り込みな To Be In The World
「ここ(日本、事務所、環境、仲間)から、新しい風を吹かせるから。一緒についてきて(乗り込みな)」
あゝ夕焼け盆踊り 踊る1億人
残すこの先に咲くワード
未体験 Iyer Sasa 鳴く PIKAPIKA☆
「多くの人を巻き込んでいって、誰も成し遂げなかったことをチャレンジし、(僕たちが)紡いだ言葉をどんどん花開かせていくよ」
風鈴火山 愛は燦燦
My Face Print うちわ 仰いで燃える神座
「コンサート(ファンと会える場)は大切な、大事な場所」
・風林火山の英訳がSamurai Banners、軍旗➔コンサートでのタオルにあたるんじゃないかなぁ?
・愛は燦燦➔ペンライト。燦燦とひかるコンサートのペンライトの光って、ファンの方が伝える一つの愛情手段な気がして。
・うちわ(のくだり)➔まんまですよね?
wikiによると、もともと威儀、儀式、縁起、祈願、軍配、行司、信仰、占い、などに使われたそう。
・神座、英訳はshrineで神聖な場所➔コンサート
神の宿ることであり、人々の汚れをはらったり、人と神の交流する宴の場。
Touch The Sky 邪魔者一網打尽 抱きしめるあなたの煩悩
「あなた(ファン)が楽しめるように、突き詰めていくよ」
・敵を一網打尽は英語詞でRound up the enemies
けれど仏教用語で「邪魔」は修行を妨げる、自分自信が作り出す概念のこと
・「煩悩」も仏教用語であり、苦しませ、悩ませる心のこと。
だからこそ『ファンの皆さんを楽しませるよ』っていう宣誓の一文かな。
新たな教会 残した存在
育てた盆栽が売れる No Tax
「新たなもの、捨てたもの。ここからまた自己研鑽していく」(いいものは、形が違っても必ず売れる)
「盆栽」≒凡才。凡才。育てたぼんさい・・・
Make Bonsai.The Bonsai that has been raised sells
この曲だって お前が価値を決めるんだ
迷ってる暇なんてない Goes On 花咲かせろ BON
「喜んでもらうために制作したこの曲を受け取って欲しいけど、受け取るかどう受け取るかはあなたたちの自由だよ。
(俺たちは)迷っている暇はないから、花咲かせるために進む!」
隠されたメンバーの名前
※歌詞には3人の名前も入っている
「邪魔者一網打尽」の尽➔神宮寺勇太のジン、
「TVショー」 ➔平野紫耀のショウ、
「I’m KC」➔岸(KiChi)優太
まとめ
いやぁ。1番だけでまさかの3,000文字越え笑!
パッと見の歌詞だけだと強気のイケイケのようだけれど、やっぱり実はすごく謙虚に真っすぐに
「楽しんでもらえるように、自分たちで最高の楽曲づくりをしていくね。
会える(関われる)場所では気楽に楽しんでね、楽しもうね」
実はそんな優しい宣誓の内容なんじゃないかな。と改めて思う歌詞。
そう思って聴くと、またミニアルバム全体の印象が変わる、変わる。
他の曲も全部すごく良かったので、ぜひ聴き嫌いしている方は聴いてみてください!
https://tobe-official.jp/artists/number_i/discography/54
(※また気になった点などはちょこちょこ修正加えるかもです。あと、この楽曲を拡げたいと、思わずgeniousにも説明文を書いてしまったほどの衝撃があったことも、コソッと告白)
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