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風景写真ってなんだろう?

 こんにちは、綾鷹です。今日はとあるレンズについて書こうとしていましたが、ちょっと思うところがあったので内容を変更します。今日は風景写真に関するお話。


風景写真とは

 風景写真について調べてみたところ、このように定義されていました。

一般に山や丘,野原や水辺,田園の風景など,四季を通して移り変わるさまざまな自然の景物を主題とした写真をいう。

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 とはいえ最近は人工物を撮影する風景写真も多いので「自然を撮影していない風景写真は風景写真とは言えない!!」という訳ではないのかも?そんな自分も自然風景を撮影することは少なくてもっぱら駅や建築物を撮影しています。とはいっても自分は風景写真を撮るのが苦手でここしばらくは敬遠している節がありました。

風景写真が苦手な理由

 風景写真が苦手になった1番の理由は主題と副題を分けることが難しく、主題が埋もれてしまうことにあります。

風景写真その1

 上の写真は比較的主題が浮き上がってわかりやすいのですが、ありきたりな写真になってしまい自分の中では満足しない感じでした。

風景写真その2

 この写真も視線誘導を使って主題の駅に目をむけるようにはしているのですが、どうしても駅が他のものに埋もれている感じがしなくもないんですよね。どうなんだろ、Raw現像したら化けるのか?

突然この内容を書こうと思ったきっかけ

 風景写真が苦手なのになぜ風景写真について書こうと思ったきっかけは、先日のイベントにあります。自分の風景写真を評価してもらったり、他者のの風景写真を拝見させていただいたりしたことがきっかけです。他者の風景写真を拝見して、自分の写真の浅さと行動力の低さを痛感しました。
 自分の写真と他者の写真を見比べて、自分の場合は主題がはっきり分かる風景写真ではなくどちらかというとスナップ写真のようなものが多かったと自分で思いました。加えて柔らかく、インパクトが薄い写真が多いなという印象もありました。

大体こんな感じ、主題と副題がはっきり分かれすぎている

 他者の写真は構図や視線誘導などを駆使して主題に目がそっちに向くようになっており、さらに色のグラデーションの豊富さや主題が埋ないようにしているように見受けられました。自分は写真を見るたびに声が出るくらい感動していました。あとやはり自分を確立しているところがすごいですよね。何枚か見ていたらこの写真はこの人が撮ったんだろうなぁとなんとなく予想つきますからね。そのオリジナリティも写真を続けていく上で大切だし、磨き上げる必要があると思いました。
 そして、感動したと同時に自分自身の行動力の低さを痛感しました。他者は風景写真の被写体の場所に赴いたりそれが撮ることのできるイベントなどを調べているということを知りました。撮影期間の時は色々予定が詰まっていたという事実はありますが言い訳にしかならない訳で…用事と用事の合間に姫路城行ったりできたなぁという後悔があります。リサーチや工程の組み立てがまだまだ未熟だなと思いました。

最後に

 この体験を通して風景写真、いや写真全体へのモチベーションがすごく上がりました。結果はあまり良い結果ではありませんでしたが、自分がどのような風景写真が撮りたいのか、どうすればうまいこと撮影できるか少しくらいは見えてきたように感じました。またお金が貯まり次第色々なところに行って写真を撮りたいなぁ。徐々に自分自身のオリジナリティのある写真を撮れるようにしたいところです。


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